今年の『新語・流行語大賞』にもノミネートされた『妖怪ウォッチ』のTVアニメエンディングテーマ「ようかい体操第一」の作詞・振り付けを担当したタレントのラッキィ池田が20日、都内で行われた『ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2014』表彰式に出席した。

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　ラッキィは作品を生み出したレベルファイブの日野晃博社長、同作の本村健ゼネラルマネージャーら関係者とともに『妖怪ウォッチチーム』として今年、最も顕著な業績を残したチームを表彰する同アワードの最優秀賞に選出。「長い間一緒にやってきたチームなのでうれしい」と感謝し「むしろ流行ると思っていなかった。（いつも）ヒットは狙っているけど、こういうのは運」と驚いていた。

　ゲームにはじまりコミック、アニメなどメディアミックスで大ヒット中の『妖怪ウォッチ』だが、なかでも玩具は全国的に品薄が続いている状態。いわゆる“裏ルート”からの入手は「まったくないです！」とキッパリ。品薄も「僕のところに苦情がきます。妖怪のせいですね」と苦笑いしていた。

　今年は『妖怪ウォッチ』の他にも、広島カープのビールの売り子が5回裏に踊る『CCダンス』の振り付けなども担当。「カープ女子」も流行語大賞候補に選ばれ、大活躍の1年となったラッキィだが「ずっと同じことをやってただけ。たまたま“ラッキィ”“ゲラゲラポー”って感じです」とおどけた。「お金はまだ儲かってないけど、喜びはみんなに供給できたかな」と自信を込めた。

　イベントではプレゼンターの子役・加藤憲史郎によりみんなで「ようかい体操第一」を披露。原作の主人公ケータくん、人気キャラクター・ジバニャンとともに元気にダンスした憲史郎は「友達にも自慢したいです」と満足げだった。

　他にも優秀賞チームとして東日本大震災を機に立ち上がった被災地支援ボランティア組織『ふんばろう東日本支援プロジェクトチーム』、車いすユーザーに限らず乗ってみたいと思える全く新しいカテゴリーのパーソナルモビリティ『WHILLプロジェクトチーム』が表彰された。同賞の委員長である齋藤孝氏、おちまさと総合プロデューサーも参加した。