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“スカスカおせち事件”から4年、グルーポンがきょう販売再開 今度は“ギュウギュウ”で

 2011年正月に世間を騒がせた“スカスカおせち事件”から間もなく4年。インターネット共同購入サイト「グルーポン」を運営するグルーポン・ジャパンが13日、自粛していたおせちの販売を再開した。見本より量が少なかったり、食材を偽装したりしたことがネット上で大きな話題となり、社長(当時)の辞任にまで発展した騒動の後、再発防止策を徹底させ、再開にこぎつけた。“スカスカおせち”と決別した“ギュウギュウおせち”で顧客の信頼を取り戻せるのか注目される。

“スカスカ”と決別したグルーポンが発表した“ギュウギュウ”おせち

“スカスカ”と決別したグルーポンが発表した“ギュウギュウ”おせち

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 同社は昨年、おせち復活への足がかりとして「夢のおせち」プレゼントキャンペーンを実施し、和洋中のシェフ5人による五段重のおせちを発表。抽選で5人に当たる同キャンペーンには十数万人が応募するなど成功に終わっていた。

 今回は「おせち・お正月特集」と題して全17種類のおせちをきょう13日から12月19日までの期間に販売する。価格は7780円〜4万3200円。サンプル写真によると、いずれも“ギュウギュウ”に具材が詰め込まれた豪華な内容となったようだ。

 “スカスカおせち事件”は、同社が販売するクーポンで購入したおせちが、見本と大きく異なり中身がスカスカだったり、食材の偽装、商品が期日までに届かないなど一連の問題が大きく取り上げられ、当時の社長が辞任するなど衝撃を与えた。

 同社ではこの間、売り上げに重きを置いた人事評価制度を顧客満足度を含めた制度に改変するなど社内の改革に着手。商品の審査基準数を従来の30から200に大幅に増やしたり、店舗フォローを専門にする部署を立ち上げたりして体制を整えた。

 今回の販売再開にあたっても、取引先企業に過去3年間、おせち販売に関する事故がないこと▽生鮮類に関しては大みそかの早朝に商品を引き取り即出荷する──などの体制を取り安心・安全に万全を期すとしている。

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