俳優の岡田将生が10日、都内で行われた映画『想いのこし』（22日公開）完成披露イベントに出席。同作で人生初のウェディングドレス姿に挑戦した岡田は「もう着たくない。複雑な体験でした」とテンション低く語った。

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　岡田は「似合っているって言われるのも嫌だし、似合っていないと言われるのも嫌だった。二度と着ることないだろう」と疲労感いっぱいに吐露。平川雄一朗監督から「素敵でしたよ」と褒められても「それも、うれしくない…」と複雑な表情だった。

　また、共演の広末涼子からは「もっと目に入れられないものが来ると思ったら、意外に似合っていた。顔立ちがはっきりしているから女装が似合っている。今後、（女装に）目覚めるんじゃ？」と聞かれると、岡田は「目覚めてないです！　いろんな人から言われるから嫌なんです。絶対目覚めない、大丈夫」と必死に抵抗していた。

　同作は、女たらしで金に目がない自己中心的な最低男、ガジロウ（岡田）が、シングルマザーのポールダンサー（広末）をはじめとする4人の“未練を残してこの世を去った者”に出会い、お金と引き換えにそれぞれの「最期の願い」を届けていく物語。

　イベントにはそのほか、松井愛莉、巨勢竜也、鹿賀丈史が登壇した。