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『声優魂』大阪大会グランプリは高3男子! 杉井ギサブロー監督、キャラクターに評価

 日本全国から声優を目指す中学生・高校生が集う“声”のコンテスト『声優魂』大阪大会の決勝が11月2日、大阪エンタテインメントデザイン専門学校で行われ、唯一の男性のファイナリストとなった大阪府の高校3年生、高橋加津真さんがグランプリを獲得。23日にニッポン放送『imagineスタジオ』で開催される全国大会決勝への切符を手にした。また、審査員特別賞に兵庫県の高校3年生・小川美咲さん、兵庫県の高校2年生・武知佑佳さん、長野県の中学3年生・橋本りおさんが選ばれた。

『声優魂』大阪大会ファイナリストと審査員。前列左から3番目がグランプリを獲得した高橋加津真さん (C)oricon ME inc.

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 『全日本声優コンテスト《声優魂》』は、今年で3回目を迎える「声優」「演技」に関心のある中高生を対象としたコンテストで、「声優」「シナリオ・原作」の2部門で若き才能を募集。今年初開催となった「大阪大会」決勝大会では、アニメ『タッチ』のシーンを題材としたアフレコ審査、さらにナレーション審査が実施され、ファイナリストに選出された10名は、緊張しながらも、それぞれの持ち味を活かし、最終審査に挑んだ。

 特別審査員として参加した杉井ギサブロー監督は、自身が約30年前に手がけた『タッチ』を課題に審査に挑む出場者を見て「懐かしいねぇ。それぞれ新鮮でよかったです。審査してるほうもドキドキしながら聞かせてもらいました」とコメント。また、同アニメでライバル校のエース・西村勇役を務めた中尾隆聖も特別審査員として登場し、「当時はいきなりこんな風にはできなかったなぁ」と感心していた。

 グランプリを獲得した高橋さんについて、杉井監督は「どうしても僕なんか監督の立場からになるのですが、うまい人、生まれた時からの声質というのはもちろん、彼の持ってるキャラクターですね。そういう資質がオーディションでは味方する。性格ともにこの世界に向いているんじゃないかと思います」と絶賛。中尾は「その年齢の時しか出せない声があると思うので、その声を聴かせていただいた。これからも夢に向かって頑張ってほしいです」と出場者全員にエールを贈った。

 なお、この日は受賞特典として、高橋さん、そして審査員特別賞を受賞した3人が、中尾と一緒に『タッチ』のワンシーンをアフレコ体験できるという嬉しい特典も。プロの声優の勢いに圧倒されながらも一生懸命演じる受賞者に、中尾がアドバイスを送る場面も見られた。

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