『モンスターズ・ユニバーシティ』（2013年）の公開から2年ぶりとなるディズニー／ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』の公開日が来年7月18日に決定した。

　『トイ・ストーリー』はおもちゃ、『モンスターズ・インク』はモンスター、『ファインディング・ニモ』は海の中の生き物、『カーズ』は車…等、ユニークな世界観で世界中の人々を魅了してきたディズニー／ピクサーが新たに挑んだのは、最も独創的で、最も身近な“人間の頭の中”の世界。

　監督は、『モンスターズ・インク』でデビューし、『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞したピート・ドクター。『トイ・ストーリー』のキャラクター開発、『ウォーリー』の脚本原案＆製作総指揮など、感動作を得意とする彼が、12歳の娘の成長を見守る中で見つけた“変化”に着想を得て作り上げる感動ファンタジー。「誰しもが経験したストーリーだから興味を持ってもらえると思う」と並々ならぬ自信をのぞかせる。

　主人公は、11歳の少女ライリーの頭の中にある“5つの感情”――ジョイ（喜び）、アンガー（怒り）、ディスガスト（嫌悪）、フィアー（恐れ）、そしてサッドネス（悲しみ）。明るく幸せに育ったライリーは、父親の仕事の都合で今まで育った田舎に別れを告げ、都会のサンフランシスコに引っ越しをすることになる。ライリーが新しい生活に慣れようとする中、“感情＝キャラクター”たちは、それぞれが彼女の幸せを守ろうとぶつかり合ってしまう。そして彼らの行動はライリー自身の感情となり、予想もつかない大事件を巻き起こすことになる。彼らは、大好きなライリーを守れるのか？