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ジョン・レジェンド、3年ぶり単独公演を開催

 米出身の歌手・ジョン・レジェンドが1日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで3年ぶりとなる単独来日公演を開催した。久しぶりの日本公演とあって「東京〜!今日は最高のパフォーマンスを見せるよ!」と宣言し、ジョンの甘くソウルフルな歌声とピアノでファンを魅了した。

3年ぶり単独公演を行ったジョン・レジェンド(Photo by Kayoko Yamamoto)

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 白いジャケットを羽織ったジョンは、会場を見渡し、ゆっくりとピアノの前に座った。妖艶な赤いライトが光るなか、「メイド・ラブ」でライブがスタート。前作『エヴォルヴァー』では、EDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)の先がけ的なアプローチのダンスチューンなどの楽曲が収録されていたが、昨年9月4日に発売したアルバム『ラブ・イン・ザ・フューチャー』では、自身の原点を感じさせた。この日は、その新作の世界観を堪能できる「ピアノ・マン」らしいステージとなった。

 ジョンは「初めてライブをしたときは、5人くらいしか観客がいなくて、レーベルも相手にされなかった」と昔を思い出してしみじみ語り、アリシア・キーズの「ユ・ドント・ノウ・マイ・ネーム」を即興で披露。アップテンポナンバーの「グリーン・ライト」やマイケル・ジャクソンのカバー曲「ロック・ウィズ・ユー」では観客を踊らせ、「フー・ドゥ・ウィ・シンク・ウィ・アー」や「ブリッジ・オーバー・トラブルド・ウォーター」では弾き語りでしっとりと聴かせ、「ユー・エンド・アイ」ではストリングスとの絶妙なピアノプレイで沸かした。

 また、「オーディナリー・ピープル」では、「東京〜歌って!!」と観客を煽り、盛り上がりも最高潮に。「今日は来てくれてありがとう。みんなが、楽しい時間を過ごしてくれたことを願うよ」とファンに感謝した。アンコールでは、昨年結婚した妻でモデルのクリッシー・テイゲンに捧げた「オール・オブ・ミー」を歌唱。カップルシートも用意されたこの日、甘くソウルフルな空間に包み込まれた。決して派手なステージ演出ではないが、ジョンのソウルフルな歌声とピアノで、観客の心を掴んだ。

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