3月に現役を引退した元大関・琴欧洲勝紀親方(31)が30日、都内で書籍『今、ここで勝つために 琴欧洲自伝』(徳間書店)サイン会前に、報道陣の取材に応じ、秋場所で活躍した逸ノ城(21)について「強い気持ちをもって、考えてけいこをやることで、すごく伸びてくる」とコメントした。 現役時代は逸ノ城と対戦することはなかったが、秋場所で13勝を挙げ、新入幕での優勝を狙った逸ノ城の活躍は「予想していた」と琴欧洲親方。「九州場所前のけいこで幕下と混ざってけいこしていて、この人は日に日にけいこしたら強くなっていくと(感じた)。1年以内に(自分と)対戦することになると予想したが、先に土俵を去ってしまったので、実現できなかった」と語った。
2014/09/30