• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

第66回エミー賞、知られざる魅力紹介

 米国テレビ界の最高権威と評される『第66回エミー賞』授賞式が25日(日本時間26日に米ロサンゼルスのノキアシアターで開催される。クオリティーと実力が重視される同賞は、Television Academyのメンバーと審査委員会の投票で決定され、授賞式は全米で放送。映画界のアカデミー賞、演劇界のトニー賞、音楽界のグラミー賞と並ぶほど注目度の高さだが、特に今年は英国の作品と俳優の受賞に期待が集まっている。

エミー賞受賞が期待されるベネディクト・カンバーバッチ Colin Hutton (c)Hartswood Films 2010

エミー賞受賞が期待されるベネディクト・カンバーバッチ Colin Hutton (c)Hartswood Films 2010

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 ミニシリーズ・テレビムービー部門では、主演男優賞候補の6人中4人が英国出身者。特に、日本でも人気のドラマ『SHERLOCK シャーロック』のホームズ役ベネディクト・カンバーバッチとワトソン役マーティン・フリーマンの共演者対決に注目が集まっている。そのほか、イドリス・エルバ(『刑事ジョン・ルーサー』)、キウェテル・イジョフォー(『Dancing On The Edge』)ら英国勢が最優秀賞の座を狙う。

 ハリウッドで活躍する英国出身者は、オーランド・ブルーム、クリスチャン・ベール、ダニエル・クレイグジュード・ロウダニエル・ラドクリフなど数知れず。人気の理由は、紳士的な雰囲気のほか、彼らの多くが英国の演劇学校を卒業しており、そこで培われた確かな演技力が挙げられている。実力重視の同アワードに、英国勢が多数ノミネートされるのも十分納得できる。

 英国製作の作品を見ても、『シャーロック』と『ダウントン・アビー』が12ノミネート、『刑事ジョン・ルーサー』は3ノミネート。アガサ・クリスティーやコナン・ドイルなどの人気ミステリー作家を生み出した英国では、人気小説の実写化も多い。放送回数も3話から8話とアメリカに比べて少ない分、凝縮された良質なストーリーも魅力となっている。また、ロンドンなどの美しい街並みが楽しめるのも英国作品ならではといえる。

 日本では、授賞式の模様を海外ドラマ専門チャンネルAXNとAXNミステリーで生中継(AXNでは無料放送)。

関連写真

  • エミー賞受賞が期待されるベネディクト・カンバーバッチ Colin Hutton (c)Hartswood Films 2010
  • マーティン・フリーマン Colin Hutton (c)Hartswood Films 2010
  • キウェテル・イジョフォー (c) BBC 2013

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索