NHK Eテレにて放送中のクレイアニメーション「ひつじのショーン」が2015年夏に初の長編映画『ひつじのショーン ザ・ムービー（仮）』（原題：『Shaun the Sheep The Movie』）が公開されることが決定した。テレビシリーズと同様、人形を1コマずつ撮影していく手法、ストップモーション・アニメーションで描かれる。

　「ひつじのショーン」は、英国アードマン・アニメーションズの『ウォレスとグルミット』シリーズの3作目『ウォレストとグルミット、危機一髪！』（1997）に登場するショーンを主人公にしたスピンオフ作品。2007年に英国BBCで1話7分のショートアニメがシリーズ化され、その後国内で放送された。ショーンと、赤ちゃんひつじのティミーなど愉快な仲間たちが静かな丘で毎回起こす騒動を描いている。

　シリーズ初となる長編映画は、アードマン・アニメーションズと仏大手メディア会社のスタジオ・カナルによる共同製作。監督・脚本は、第78回アカデミー賞長編アニメ賞『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ！』（2005年）で脚本を手がけたマーク・バートンと、「ひつじのショーン」テレビシリーズ監督のリチャード・スターザックが担当する。

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