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AKB総支配人、心の傷を憂慮 ファンに意見交換求める

 AKB48グループ総支配人の茅野しのぶ氏が1日夜、自身のブログを更新し、今月5日から再開する握手会とメンバーの心の傷に言及した。

ギプス姿で事件後初めてファンの前に登場した入山杏奈(6月30日=AKB48劇場)(C)AKS

ギプス姿で事件後初めてファンの前に登場した入山杏奈(6月30日=AKB48劇場)(C)AKS

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 茅野総支配人は、5月25日の握手会襲撃事件で負傷した川栄李奈入山杏奈、スタッフはもとより、目撃し精神的なショックを受けたメンバーについても触れ、「事件後、隣の人が急に立ち上がっただけでビクビクしてたり、夜眠れないメンバー達を見ていると、正直、握手会どころか普段生活を送るのも難しいじゃないかと思う時もありました」と振り返る。

 臨床心理士やカウンセラーが付きっきりとなり、事件から1ヶ月余りの間に厳戒態勢のなかで劇場公演を再開。総選挙やコンサート、全国ツアーの地方公演も行い、入山がギプス姿ながらも劇場であいさつするなど、少しずつ日常を取り戻しつつあるが、「メンバーの心を癒やし、眠れない夜も寄り添って励まし続けたのは他でもないメンバー達」だったと明かす。

 握手会再開にあたってはメンバー、スタッフ間で話し合いを重ね、何度も警備システムのシミュレーションもしてきたという。金属探知機を導入し、飲料の持ち込みには試飲を求めるなど厳戒態勢の中で行われるが、事件後初の握手会とあり「正直まだ心の傷が完全に癒えてないメンバーにとって、事件の現場となった握手会の場に立つ事自体が大変勇気のいる事で、もしかしたら、普段通りに握手が出来なくなってしまう可能性だってあります」と憂慮する。

 5日に東京ビッグサイトで行われる握手会当日、「沢山の御面倒や御不便もかけてしまうかもしれません。もしかしたら何か気になる事もあるかもしれません」と危惧しながらも「そしたら教えて下さい。AKB48はそうやって意見交換しながら、小さな劇場から大きくなってきました。それはこれからも変わりません」とし、ファンとともに握手会の再構築を模索しようとしている。

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