3ピース・ロックバンド、空想委員会が6月4日、初のフルアルバム『種の起源』でデビューした。インディーズランキングは常に上位にランクイン、タワーレコードの「タワレコメン」邦楽2012年間チャートで1位を獲得、さらに去年開催した自主企画のライブツアーは7公演すべて完売するなど、注目を集めてきた。
■「恋愛敗者」として楽曲は言葉を重視
メンバーはボーカルとギターの三浦隆一、ベースの岡田典之、ギターの佐々木直也。シンプルなロック・サウンドに「恋愛敗者」を自任する三浦の歌詞が乗って、唯一無二の空想委員会ワールドが立ち上がる。
「音楽を作り始めた時から『敗者』というコンセプトは変わりません。高校、大学の7年、女性にはまったく受け入れてもらえませんでしたから、そのコンプレックスが酷いんです(笑)。女性は大好き、だけど怖い、そのせめぎ合い。本作発売にあたって、曲をたくさん作りましたが、まだまだネタは残っています。根が深いんだと確信しました」(三浦)
歌詞カードを見なくても、言葉の一つひとつが伝わってくることが、空想委員会サウンドの特徴だ。「三浦さんがこんなにいい歌詞を書いているから、どうしたら聴き取りやすいか、話し合いながら音作りを進めています」(佐々木)
「言葉がより伝わることを意識して、レコーディングしているんです。収録された11曲は、どの曲も独特の世界観を持っています。もちろんサウンドも、それに合わせてこだわりを持って仕上げました」(岡田)
「カッコいい響きの日本語に憧れているんです。それと、実は英語コンプレックスもあって…(笑)。高校の時は英語が得意で、大学も英語で入学しました。それからアメリカに留学したのですが、会話になるとまったく通じないし、相手が言うことも全然分からない。本当に泣きましたよ。英語では歌わない。日本語で勝負します」(三浦)
■ティーン層を意識して敷居の低さをアピール
魅力的な楽曲だけで、十分勝負できるバンドだ。それでも「委員会」と名乗るだけあって、学校の委員会活動をイメージしたホームページで、親しみやすさを演出するほか、SNSをフル活用してきめ細かく情報を発信するなど、敷居を低くするための努力を怠らない。
「メインはもちろん音楽です。でも聴いてもらうために、まずは僕たちに興味を持ってほしい。実は、面白がっていろいろやってみるのも楽しくて好きなんです」(三浦)
比較的ティーン層のファンが多いということもあり、本作は「通常盤」に加え、「お試し価格盤」を用意。空想委員会のホームページには、「ライブハウスへの行き方」「会場でのマナー」といったコーナーも展開する。
「僕らの音楽が好きでも、ライブハウスに行ったことがないというファンが多いんです。そこで、好きなバンドが行き方を教えてくれたら、きっと喜んでくれるでしょう」(三浦)
「ライブハウスに暗い、怖いというイメージを持っている人も多い。親は、そんな場所に子供を行かせるのは心配ですよね。そんな不安も解消してほしいです」(岡田)
あうんの呼吸でそれぞれの発言をフォローする3人だけに、音楽的嗜好も似通っているのかといえば、そうではないのが面白いところだ。
「三浦さんはNUMBER GIRLが好きだし、岡田くんはくるり、僕はB’zのファンなんです(笑)。そんな3人が集まると、空想委員会になるというのが面白いんです」(佐々木)
「その感覚が共有できるのは、ある意味、奇跡的。すり合わせたわけではありませんが、「言葉を立たせよう」と意見が一致しているから、うまく絡み合うのでしょう」(岡田)
本作リリースにあたり、5月31日に『MUSIC FAIR』(CX系)に出演したほか、『JAPAN COUNTDOWN』(TX系)と『CDTV』(TBS系)のWタイアップが決定するなど、露出の場が広がっている。夏フェス出演も予定しており、武道館ライブという夢が実現する日も近そうだ。
(ORIGINAL CONFIDENCE 14年6月2日号掲載)
■「恋愛敗者」として楽曲は言葉を重視
メンバーはボーカルとギターの三浦隆一、ベースの岡田典之、ギターの佐々木直也。シンプルなロック・サウンドに「恋愛敗者」を自任する三浦の歌詞が乗って、唯一無二の空想委員会ワールドが立ち上がる。
歌詞カードを見なくても、言葉の一つひとつが伝わってくることが、空想委員会サウンドの特徴だ。「三浦さんがこんなにいい歌詞を書いているから、どうしたら聴き取りやすいか、話し合いながら音作りを進めています」(佐々木)
「言葉がより伝わることを意識して、レコーディングしているんです。収録された11曲は、どの曲も独特の世界観を持っています。もちろんサウンドも、それに合わせてこだわりを持って仕上げました」(岡田)
「カッコいい響きの日本語に憧れているんです。それと、実は英語コンプレックスもあって…(笑)。高校の時は英語が得意で、大学も英語で入学しました。それからアメリカに留学したのですが、会話になるとまったく通じないし、相手が言うことも全然分からない。本当に泣きましたよ。英語では歌わない。日本語で勝負します」(三浦)
■ティーン層を意識して敷居の低さをアピール
魅力的な楽曲だけで、十分勝負できるバンドだ。それでも「委員会」と名乗るだけあって、学校の委員会活動をイメージしたホームページで、親しみやすさを演出するほか、SNSをフル活用してきめ細かく情報を発信するなど、敷居を低くするための努力を怠らない。
「メインはもちろん音楽です。でも聴いてもらうために、まずは僕たちに興味を持ってほしい。実は、面白がっていろいろやってみるのも楽しくて好きなんです」(三浦)
比較的ティーン層のファンが多いということもあり、本作は「通常盤」に加え、「お試し価格盤」を用意。空想委員会のホームページには、「ライブハウスへの行き方」「会場でのマナー」といったコーナーも展開する。
「僕らの音楽が好きでも、ライブハウスに行ったことがないというファンが多いんです。そこで、好きなバンドが行き方を教えてくれたら、きっと喜んでくれるでしょう」(三浦)
「ライブハウスに暗い、怖いというイメージを持っている人も多い。親は、そんな場所に子供を行かせるのは心配ですよね。そんな不安も解消してほしいです」(岡田)
あうんの呼吸でそれぞれの発言をフォローする3人だけに、音楽的嗜好も似通っているのかといえば、そうではないのが面白いところだ。
「三浦さんはNUMBER GIRLが好きだし、岡田くんはくるり、僕はB’zのファンなんです(笑)。そんな3人が集まると、空想委員会になるというのが面白いんです」(佐々木)
「その感覚が共有できるのは、ある意味、奇跡的。すり合わせたわけではありませんが、「言葉を立たせよう」と意見が一致しているから、うまく絡み合うのでしょう」(岡田)
本作リリースにあたり、5月31日に『MUSIC FAIR』(CX系)に出演したほか、『JAPAN COUNTDOWN』(TX系)と『CDTV』(TBS系)のWタイアップが決定するなど、露出の場が広がっている。夏フェス出演も予定しており、武道館ライブという夢が実現する日も近そうだ。
(ORIGINAL CONFIDENCE 14年6月2日号掲載)
2014/06/08





