俳優の佐藤二朗主演で、引きこもりの中年男と子犬のふれあいを描く『マメシバ』シリーズの第4弾のドラマ放送と劇場版公開が決定した。ドラマ版は7月からこれまでで最大の地上波16局で放送され、劇場版『幼獣マメシバ 望郷篇』は9月20日に公開される。

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　独立UHF局発のドラマ『幼獣マメシバ』（2009年）にはじまり、『マメシバ一郎』（2011年）、『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』（2012年）とシリーズを重ねるごと、ファンを増やしてきた。テレビ放送と劇場公開のセットで4シリーズ目が制作されるのは極めて異例。今回は地上波のほかに、VODサービス「ひかりTV」（NTTぷらら）で同時配信、BSフジ、スターキャットでも同時期の放送が決まり、ついに全国を網羅するまでに成長した。

　主人公・芝二郎を演じる佐藤は「かつてプロデューサーに『芝二郎は僕のライフワークです』と冗談80％で言ったんですが、ついに今回で4作目。冗談は30％くらいに下がりました。割と残ってるな、冗談。俺本気70％のライフワーク、ご期待を」と新作への意気込みを語っている。

　今回のヒロインは、映画『MARCHING 明日へ』『1/11 じゅういちぶんのいち』で主演を務め、話題作『ホットロード』の出演が控える女優・竹富聖花（映画のみ）。共演は前作に引続き、野間口徹（ドラマのみ）、志賀廣太郎（ドラマのみ）、高橋洋（映画のみ）、高橋直純らが再結集。さらに、映画『テルマエ・ロマエII』の宍戸開が初参加する。

◆放送情報（地上波16局）
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