作家・百田尚樹氏の『永遠の0』(2009年7月発売・講談社)が、129.8万部を売り上げ、『オリコン2014年上半期 “本”ランキング』の「文庫部門」1位を2年連続で獲得した。同一作品による2年連続上半期1位は、BOOK(総合)部門、文庫部門、コミック部門の主要3部門を通じて今回が初となる。 同作は、第2次大戦時、臆病者と罵られながら“妻との約束のために生きて帰る”と言い続け、特攻で命を落とした一人の零戦乗りの生涯を、孫が終戦60年目の夏に辿る感動の物語。昨年、V6の岡田准一主演で映画化され、邦画実写作品で国内歴代6位の興行収入を記録するなど大ヒットを記録した。