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舞台『弱虫ペダル』DVD発売イベント。付き合うなら全員一致で“ちゃん智”!?

 自転車ロードレースを題材とした人気シリーズ作、舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The First Result』のDVD発売イベントが、23日(日)に都内で行われ、主演を務める村井良大をはじめ、キャスト陣が登壇。今だから話せる舞台の裏バナシやバックステージでのエピソードなどのトークを繰り広げ、イベントを盛り上げた。

DVD発売イベントに登場したキャスト陣と演出家の西田シャトナー。(C)De-View

DVD発売イベントに登場したキャスト陣と演出家の西田シャトナー。(C)De-View

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 同作品の原作は、2008年より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)にて連載中の、渡辺航による自転車ロードレースを題材とした人気少年マンガで、孤独なアニメオタクの少年・小野田坂道が、総北高校自転車競技部の仲間と共に、インターハイ全国優勝を目指す姿を描いた青春スポーツ物語。2012年2月に、舞台化第一弾となる、舞台『弱虫ペダル』を上演。その後、2013年1月に第二弾の舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇〜眠れる直線鬼〜、2013年8月には第三弾の舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The First Resultを上演。そして今年3月には最新作、舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order』が上演されたばかりの人気舞台シリーズ。

 今回のDVD発売イベントには、総北高校キャストの村井良大、大山真志、廣瀬智紀、太田基裕、鳥越裕貴、郷本直也、箱根学園キャストの滝川英治、鈴木拡樹、宮ア秋人、河原田巧也、植田圭輔、京都伏見のキャスト・村田 充と、同舞台の演出を務める西田シャトナーが参加。

 トークショーでは、ファンから募った質問を基に、今だから話せる舞台裏バナシを披露。「自分が演じた役もしくは他のキャストのセリフで一番好きなセリフは?」という質問に対しては、「『いくぞ鳴子、気持ちで負けんなよ〜』。鳴子に言いながら、自分も負けそうになっている自分を奮い立たせたっていう思い入れのあるシーン」(大山)、「『金城』って叫ぶシーンがけっこうあって。『金城』って叫ぶことが活力のエンジンになっている部分がある。だから台本以上に叫んでます」(滝川)とそれぞれセリフに対する想いを語り、役さながらの本息でセリフを放つと、ファンも歓声をあげ大盛り上がり。

 村井は「僕は100人抜きのときに御堂筋くんに追いつくときに、あげろもう30回転まだあがる。自分に行っているような感じで、あれは本当に坂道としても舞台の主軸としてもあげなきゃいけない使命感があって好きなセリフ」と語ると、鈴木は「原作にある言葉で、荒北が過去に初めて自転車に乗ったときに、ぜんぜん自転車が進まずに自転車に「なんで進まねえんだよ〜」八つ当たりしてたとき、福富が『お前が進まないのは前をみてないからだ』って言う言葉。それがすごく心に残っていて、その言葉を大切に“前を走る”っていう覚悟で頑張ってます」と想いを告白。

 DVDにはバックステージの様子も収録されているということで、「昼公演と夜公演の間、休憩中は何をしているか?」を聞かれると、大山が「楽屋はみんなで大部屋に入るんですが、1回目終わって帰ってくると、床に転がってみんな爆睡してます。全回復するまで寝るみたいな感じ。でも座長(村井)は寝ないよね?」と話すと、村井は「僕は寝るとダメなタイプだから。でも、初日から寝るっていう現象が起こるのがおかしい(笑)。ロングラン公演とかで、中日とかに体力がキツくなってきてね始める…とかならわかるんですけど、初日終わった後に全員寝てるってどんな舞台なんだと思う(笑)」と相当過酷な現場だということが判明。

 また、ハンドルを手に持ち、走り続ける舞台ということもあって、舞台袖でもいろんなドラマが繰り広げられているらしく、「袖で観てたときに、最後のほうみんなボロボロじゃん。舞台袖の居方が、役者っていうかアスリートだなって思った。倒れたところに汗で人の形ができるっていうね……」と村井が話すと、西田も「F1のピットみたいだよね」とコメント。舞台袖ではキャストもスタッフもみんなでそれぞれを励まし合ったり、ケアしあっていたという話も飛び出し、カンパニーとしての結束力の強さをうかがわせた。

 それに対しては村田も「学校の垣根を超えた舞台袖の青春ドラマを年長さんとして温かく観てた。みんなへろへろで袖に帰ってくるし、どの場面で誰がへろへろなのもわかっているから、近くにいる人がサポートしてる。…かと思ったら、数秒後には舞台上で敵同士になっている。The First Resultでは出番が少なかったから、楽屋のモニターで舞台を観て、舞台袖で舞台袖のドラマを見てたから、両方見れて得してる気分だった。ありがとうございました」と、舞台袖での青春ドラマの様子を語った。

 さらに「もし、女子だったら誰と付き合いたいか?」という質問に対しては、「ちょうどさっき楽屋でその話で盛り上がった」と郷本が話し「僕と圭輔(上田)とたー(河原田)は、ダントツでちゃん智!(廣瀬)」と宣言すると、植田も「ちゃん智を嫌う人はいない」と断言。「雰囲気もいいし、癒される。ぜんぜん怒らないし」と郷本が話すと、滝川が「ちょっとキレてみて」とちょっかいを出し、廣瀬が奇声をあげてキレるも、場内は大爆笑。「キレてるのに可愛い。みんな好きになった。全員でちゃん智です」と全員一致で廣瀬を支持する結果に。それに対し「誰を選ぶか?」と聞かれた廣瀬は「僕、本当にこのカンパニー魅力的で、僕の男性目線から観てもすごい魅力的。だから選べないです」と答えると、キャストたちから「そういうところが優しい!」とさらに大絶賛されていた。

 イベントの最後にはひとりずつ挨拶し、舞台『弱虫ペダル』に対する想いやファンへの感謝の気持ちをコメント。鈴木は「始まった当初、初演では箱学は3人しかいなくて、キャストが揃ったときの嬉しさってすごくデカかったな〜って改めて思いました。座組みとしても全員が揃って最後までゴールできるよう、これからも頑張っていきます」と力強くコメント。滝川は「The First Sesultから初参加で、不慣れな自分でいろいろ迷惑をかけてきたけど、(郷本)直也にいろんな指導をしてもらって感謝してる。金城に対しての感謝の気持ちとかぶるなって。(インターハイ)3日目どうなるかわからないけど、郷本直也に恩返しできるように僕も成長していければ…」と話すと、郷本も「初演から参加させてもらって、最年長だったから自分が引っ張っていかなきゃ!と思う部分があった。その後、久しぶりに共演することになった滝川さんが入ってきて、昔から憧れだった(村田)充くんとも共演することができて、兄さんたちが入ってくれたことによって、すごい安心感があって、心のゆとりができたのを思い出した」とそれぞれ想いを吐露。

 最後に村井が「この舞台は不可能への挑戦というのが非常にあった。自転車レースを舞台でやるというのは絶対に無理だと思ってました。初演の時はどうやってやろうって試行錯誤でやって、ようやく幕を開けることができて、たくさんのお客さんに見に来て頂いて本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とファンへの感謝を述べ、「The First Resultでさらに新しいレースを表現する可能性を感じた。ここまで一丸となってやれる舞台って、恵まれてるし、その環境の中に自分が居られることが幸せ。1公演1公演みんな本気で全力を出してやっておりますので、(インターハイ)3日目にもつなげるために頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とアピールし、イベントを締めた。

 なお、大阪公演が3月26日(水)〜30日(日)にシアターBRAVA!にて上演される。全公演チケット完売となっているが、ニコニコ動画での配信が決定。3月 30 日(日)の 21:00から、熊谷公演を収録した舞台映像を1500ニコニコポイント(1ポイント=1円)で有料配信。さらに、7月16日には同公演のDVDが発売されることも決定している。

 なお、『デ☆ビュー』4月1日発売号では、主人公・坂道を演じる村井良大が、加藤和樹&吉川友とともにインタビューに登場。

(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラスAQL、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション

関連写真

  • DVD発売イベントに登場したキャスト陣と演出家の西田シャトナー。(C)De-View
  • 主人公・小野田坂道を演じる村井良大。(C)De-View
  • 今だから話せる舞台裏話で大盛り上がりだったトークショー。(C)De-View
  • 部長・福富を演じる滝川栄治が暴走し、箱学メンバーも大爆笑。(C)De-View

提供元:Deview

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