2012年10月〜翌年3月にフジテレビ「ノイタミナ」枠ほかで放送されたアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』。21日、都内で行われた「ノイタミナラインナップ発表会2014 〜10th Anniversary〜」で、7月より第1期“新編集版”放送（下段：毎週木曜　深1：20）、10月より新作の『PSYCHO-PASSサイコパス2』放送（上段：毎週木曜　深0：50）、さらに今冬、新作の『劇場版PSYCHO-PASSサイコパス』が全国公開されることが発表された。

　7月より「ノイタミナ」ほかで放送される『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』は、全22話の第1期を1時間番組の全11話に再編集し、新規カットも追加予定。前作未見の視聴者はもちろん、旧来のファンも楽しめる作品として生まれ変わり、10月からの続編である新作『PSYCHO-PASS サイコパス 2』に続く。さらに、今冬公開の劇場版は、完全新作となる。

　これら「PSYCHO−PASS サイコパス」プロジェクトを表す新キービジュアルも発表された。シビュラシステムが統治する「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界感を背景に、シリーズの主人公である常守朱が強い決意の表情で立つ作品全体を象徴する印象的なビジュアルとなっている。公式サイト（http://psycho-pass.com/）では、プロジェクトのプロモーション映像の配信も開始された。

　同アニメは、人間の心理状態や性格的傾向が全て数値化され、管理されている未来世界。罪に関する数値も“犯罪係数”として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。そんな世界で治安維持にあたる刑事たちの活躍と葛藤を描く。

　「ノイタミナ」作品でも一二を争う人気作を産みだしたスタッフは、総監督に『踊る大捜査線』を手がけた本広克行氏を迎え、監督は塩谷直義氏、ストーリー原案は『魔法少女まどか☆マギカ』などの虚淵玄氏（ニトロプラス）、キャラクター原案は天野明氏、キャラクターデザインは浅野恭司氏が参加。アニメーション制作はProduction I.Gが担当している。