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中島健人と市川知宏できちゃってる説? 映画『銀の匙 Silver Spoon』公開記念舞台挨拶

 大人気コミック原作の映画『銀の匙 Silver Spoon』の公開記念舞台挨拶が9日に行われ、主演を務めた中島健人(Sexy Zone)や広瀬アリス、市川知宏、哀川 翔、竹内 力、中村獅童、そして監督の吉田恵輔が六本木に集結した。13日に20歳の誕生日を迎える中島にサプライズでタマコ役の安田カナも登場しケーキでお祝い、さらに「座長」へ共演者からねぎらいの言葉がかけられるなど中島は感涙。感動的な舞台挨拶となった。

映画『銀の匙 Silver Spoon』公開記念挨拶が開催(左から吉田恵輔監督、安田カナ、市川知宏、広瀬アリス)。(C)De-View

映画『銀の匙 Silver Spoon』公開記念挨拶が開催(左から吉田恵輔監督、安田カナ、市川知宏、広瀬アリス)。(C)De-View

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 累計1500万部超の大ヒット作である同名コミックを原作とした本作。北海道の農業高校を舞台に最初は夢も目標もない主人公・八軒勇吾(中島)が仲間や酪農との出会いによって成長する姿を描く青春ストーリー。

 そんな本作の主演の中島と吉田監督は、7日の公開初日から4都市で10回の舞台挨拶ツアーを行うなど、撮影から宣伝と一緒の時間を長く過ごしてきた。それだけに息もぴったりな様子で「会場に女のコがいっぱいいて嬉しいですね。たぶんラブケンティ(中島)が好きな人が多いと思いますが、ハチケンティはどうでしたか? ほらケンティ、みんな拍手してくれてるよ。見える? メガネしてて見える?」と監督が話すと「ちょっと、曇って見えない」と中島。「じゃあちゃんと見た方がいいんじゃない?」の監督の言葉を合図に中島がメガネをはずし、キラキラのアイドルスマイルを振りまくと、会場からは盛大な黄色い声が響いた。

 そして中島は「10回中10回メガネを取った記憶があるんですけど(笑)、各地のみなさんから青春のパワーもいただき、ここにたどり着けたことが本当に幸せです」と満面の笑みで挨拶。ヒロインの御影アキを演じた広瀬は「上映後はみなさんの反応がすごく気になってドキドキなんですが、皆さんの笑顔を見てちょっとほっとしました」と可愛らしい笑顔を見せた。

 そんな広瀬と中島もばっちりのコンビ。酪農高校が舞台ということもあり、北海道で動物とも触れ合う 機会が多かったという現場。「触れ合った中で好きな動物は?」との質問に中島が「いつも馬って言ってるから今日は鶏って言います。撮影で僕が鶏を追いかけている6秒くらいのシーンを撮るのに3日かかったんですよ。逃げ回るシーンなのに、すぐつかまっちゃって」と話すと、広瀬から「あの、好きな動物の話です」とツッコミ。中島は「あれ? 鶏って動物じゃない?」と勘違いな返答をし、「嫌いに聞こえるよね、話の流れが」と監督からも言われ……。「あ! 追いかけても捕まえられない相手がいいかなって」と決め顔で語り、またしても女性からの黄色い声を浴びる結果に。

 一方の広瀬は「仔牛がすごい可愛いんですよ。よく口に指を近づけて吸わせてました」と話すと、「そのとききっと優しいお母さんになるんだろうなって思いました」と母性を感じたと告白する中島に「やめてくださいよ」と照れる広瀬と楽しそうな雰囲気。しかし、「撮影の合間に牧場で仔牛がいっぱいいて、指出すとぺろぺろなめるんでそれが可愛くて。休憩時間に楽しんでました」と先に話していた、御影アキの父役・竹内から「オレがやっているときは優しい男だと思わなかったの?」と素朴だけれど威圧的な質問に中島はタジタジになっていた。

 また、食についても考えさせる作品。八軒のクラスメイト・駒場一郎を演じた市川は「屠畜(豚の解体)のシーンが一番残っていて。すごい命のありがたみ、食のありがたみを知れたなって。人生においても衝撃的な出来事でしたね。失神寸前でした」と意外な面を見せていた。

 そんな動物を相手にした撮影に苦労も多かった監督だが一番の悩みは「健人のキラキラを止めるのが一番大変でした」と。「目を離すとすぐキラキラしちゃうんで。ベーコン作ってるところとか、いっちゃん(市川)と牛乳飲むところとか“できてるんじゃないか”って。ベーコン作ってるときに『うん、そう。もうちょっとギュッとやって?』とか。どうしようかと思ったもん。ほかにも『オレも悪かったよ』っていっちゃんと仲直りするシーンでも“おっ”とか思ったんだけど。いっちゃんも好きになっちゃうのはしょうがいないですよね」とふられた市川は「しょうがないですよね」とまさかの告白。健人のキラキラに男性までもノックアウトだったようだ。

 とここまで冗談めかした和やかな雰囲気のステージ。するとMCから「そろそろ時間が迫ってきましたが。あれ? この音楽は??」と耳を澄ますと、ハッピーバースデーの曲。そこにタマコ役の安田がケーキを持って登場! さらに原作者の荒川 弘さんからお誕生日メッセージもあり、サプライズ演出に中島は「まじで? ちょっと待って待って。え? ほんと聞いてね〜」と素でびっくり。状況を把握したとたんに「ホントこんなね、祝ってもらって。本当にオレ幸せです」と男泣きとなった。

 さらに大人チームからの「健人の成功させる想いが映画にも表れているし、公開になるまでの宣伝活動も全力で、素敵だね。20歳になってこれからいろいろあると思うけど、自分を信じて進んでほしいね(哀川)」、「ムードメーカーで明るく楽しくひっぱってくれたので、オレたち大人も頭がさがりっぱなしでした(竹内)」、「人柄も素晴らしくて、これからもっと羽ばたいていくと思いますが、ファンを大切に末永く応援してあげてください(中村)」とのねぎらいの言葉を中島はしっかりと受け取っていた。

 最後に中島は「こんなに豪華なみなさんに祝っていただけるのは、人生で最後なんじゃないかなって。それくらい嬉しかったです。自分の19歳から20歳への架け橋になるような作品。すごくいい作品なので、みなさん応援し続けてください」と語り3日かけての10回の舞台挨拶ツアーの最後を締めくくった。

 映画『銀の匙 Silver Spoon』は現在公開中。なお、現在発売中の『デ☆ビュー』4月号には、広瀬アリスと市川知宏のインタビュー記事を掲載している。

※吉田恵輔監督の吉は土

関連写真

  • 映画『銀の匙 Silver Spoon』公開記念挨拶が開催(左から吉田恵輔監督、安田カナ、市川知宏、広瀬アリス)。(C)De-View
  • 優しい強面な大人チームも出席(左から中村獅童、哀川 翔、竹内 力)。(C)De-View
  • 広瀬はこの日プライベートでも映画館で本作を観に行ったそう。(C)De-View
  • 豚の解体を目の前で見て失神寸前だったと話した市川。(C)De-View
  • 舞台挨拶は終始楽しい雰囲気で笑顔が溢れた。(C)De-View
  • 吉田監督の撮影時の悩みは中島のキラキラが止まらないこと。(C)De-View
  • 中島の誕生祝いのためケーキを持ってサプライズ登場した安田。(C)De-View
  • 登壇者全員から計20本のバラも中島に贈られた。(C)De-View

提供元:Deview

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