女優の前田敦子（22）が11日、都内で行われた映画『Seventh Code』の初日舞台あいさつに出席。昨年に歌舞伎俳優の尾上松也（28）との熱愛が報じられ、その後行われたイベントで、2度とも交際について無言だったが、この日も報道陣から「交際は順調ですか？」と聞かれ、笑顔を見せるも何も語らず会場を後にした。

　イベントでは、過密スケジュールを縫っての撮影を振り返り、「今までの作品の中で一番大変だった」と回顧。「脚本をいただいたときにとってもハードルが高いなと思ったけど、殺陣のシーンとか『本気でやってください』と言っていただけたので、よし頑張ろうと気合を入れることができた」と充実感をにじませた。

　昨年11月にイタリアで開催された『第8回ローマ国際映画祭』で監督賞と技術貢献賞の2冠に輝いた同作。前田演じるひとりの女が、東京で出会った男を異国の地で追い求めていく謎に満ちた物語。監督は黒沢清氏が務め、ロシア・ウラジオストクでのオール海外ロケを敢行した。

　黒沢監督は、前田に「やっぱり素晴らしかった。過酷な撮影でしたけど、不平不満もなく付き合ってくれた」と感謝を伝えた。