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シンガー・ソングライター小暮哲朗、郷土愛を歌声に「世代を超えて心に響く歌を」

 昨年、歌手の五木ひろしに提供した「夜明けのブルース」で第54回日本レコード大賞・作曲賞を受賞した愛媛県を中心に活動するシンガー・ソングライターのレーモンド松屋をはじめ、岩手県盛岡出身で今年の紅白歌合戦への初出場が決定した演歌歌手・福田こうへいなど、地方で精力的に活動し、地元を愛するアーティストが昨今クローズアップされている。

新曲PRで六本木のオリコンを来訪したシンガー・ソングライターの小暮哲朗 (C)ORICON NewS inc.

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 そんな中、群馬県前橋市を中心に活躍する“団塊世代のシンガー・ソングライター”小暮哲朗が、前橋市制施行120周年の記念曲「前橋市旧町名めぐりうた」(昨年8月発売)と「ワタスゲの雪」(昨年11月発売)のPRで、東京・六本木のオリコンを来訪した。

 小暮は1947年に生まれ、71年に「女の旅路」でデビュー。一時芸能活動から遠ざかるも、04年に友人の結婚20周年を祝って制作した「REMEMBER」が転機となり、再び歌の本格活動を始めた。同年から同曲とともに、全国のFM放送局やコミュニティ放送局をたった一人で回り、これまでに208局に出演を果たすなど、精力的に活動している。

 現在は自身の曲だけでなく、群馬県高崎市のご当地アイドル・AKAGIDAN(AKG)メンバー5人で構成された“AKG feat ばん★びぃ〜な”の作曲なども手がけ、群馬県全体の活性化を図っている。「地元の人を大切しながら、そこからいろいろなことを発信していきたい! 前橋をはじめ、もっと群馬を盛り上げていきたい」と地元中心に活動する理由を明かした。

 さらに、芸能活動再開の転機となった曲「REMEMBER」についても、「世代を超えて歌えるフランク・シナトラの『マイ・ウェイ』のような会心の一曲」と自信をうかがわせるコメントで自評し、将来的に「世代を超えて心に響く歌を届け、世界中の人々に聴いてもらえるような歌にしたい!」と力を込めた。

 来月8日には群馬・前橋文学館で午後6時から『第16回定期コンサート シンガー・ソングライター小暮哲朗』を開催する。

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  • 新曲PRで六本木のオリコンを来訪したシンガー・ソングライターの小暮哲朗 (C)ORICON NewS inc.
  • 新曲をPRする(左から)オリコン社員の神田裕子さんとシンガー・ソングライターの小暮哲朗 (C)ORICON NewS inc.

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