予備校講師・林修氏が18日、東京アメリカンクラブで行われた『GQ Men of the Year ＆ the Decade 2013』授賞記者会見に出席した。年末に発表される『新語・流行語大賞』で「いつやるか？　今でしょ！」が大賞受賞を有力視されている林氏だが強敵出現が相次ぎ、嘆き節で言及した。

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　早い段階で今年の大賞受賞をささやかれていた林氏の名セリフ。本人も「競馬で言うと先行馬で大逃げしようと思っていた…」と受賞する気満々だったが、今年下半期に「じぇじぇじぇ」「倍返しだ！」「お・も・て・な・し」など多くの強敵出現に、「強力な差し馬が2頭、3頭、出てきちゃった。厳しいですね…」とトーンダウンしていた。

　男性誌『GQ JAPAN』（コンデナスト・ジャパン刊）が世の中にインパクトを与え「最も輝いた男性」を表彰する同賞。作家の朝井リョウ氏、脚本家で俳優の宮藤官九郎、俳優の堺雅人らとともに“今年の顔”として選出され林氏は、「一過性にしてもこういうところに並べたのはうれしい」と満足げ。「たった1年にならないように1年でも長く頑張っていきたい。『今だけでしょ』にならないように」と前向きに意気込みを語っていた。

　同賞にはそのほか、同書の創刊10週年を記念してこの10年間で世の中にインパクトを与え「最も輝いた男性」としてお笑いコンビ・爆笑問題、テクノポップグループ・Yellow Magic Orchestra、俳優の佐藤浩市、サッカー選手の三浦知良が受賞した。