昨年12月に亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎さん(享年57)を偲ぶ『十八世 中村勘三郎 一周忌メモリアルイベント』が27日、東京・築地本願寺で行われ、息子の中村勘九郎、中村七之助、孫の七緒八くんによる歌舞伎舞踊「偲草鶴競猿若舞(しのびぐさつるくらべさるわかまい)」が披露された。七緒八くんは緊張した様子ながらも、見得を切る仕草もこなし、観客からは「中村屋」と屋号の掛け声が飛び交った。
勘九郎は「七緒八は、初めて振りらしい振りをした」と息子の本番強さを讃え、「練習ではストロークが上手くいかなかったところが、本番では父の力を借りてできた」と感慨深げ。「まだまだ未熟者ではありますが、父の魂を継いで末永く、父の言葉ですが“お見捨てなく”、よろしくお願いいたします」と、会場に集まった3300人の観客に向けて深く頭を下げた。
イベントにはそのほか、生前親交のあった笑福亭鶴瓶、大竹しのぶ、渡辺えりらが登場。渡辺は故人との思い出を話していると思わず涙を流す場面もあったが、鶴瓶が終始「死んだから何でも言える」と明るく振る舞い、会場を笑いに包んでいた。
そのほか、宮藤官九郎、小泉今日子、さだまさしらからビデオメッセージが寄せられたほか、特別編集した大竹と勘三郎さんのデュエット曲「愛の朝」「リンデンバウムの歌」の披露や、生前の勘三郎さんの密着取材をもとに貴重な映像を厳選・再構築して追ったドキュメンタリー映画『映画 中村勘三郎』(11月30日公開)のダイジェスト版が上映された。
会場にはそのほか、柄本明、笹野高史、伊藤英明、江川卓、青木功、永島敏行、野田秀樹が出席した。
勘九郎は「七緒八は、初めて振りらしい振りをした」と息子の本番強さを讃え、「練習ではストロークが上手くいかなかったところが、本番では父の力を借りてできた」と感慨深げ。「まだまだ未熟者ではありますが、父の魂を継いで末永く、父の言葉ですが“お見捨てなく”、よろしくお願いいたします」と、会場に集まった3300人の観客に向けて深く頭を下げた。
イベントにはそのほか、生前親交のあった笑福亭鶴瓶、大竹しのぶ、渡辺えりらが登場。渡辺は故人との思い出を話していると思わず涙を流す場面もあったが、鶴瓶が終始「死んだから何でも言える」と明るく振る舞い、会場を笑いに包んでいた。
そのほか、宮藤官九郎、小泉今日子、さだまさしらからビデオメッセージが寄せられたほか、特別編集した大竹と勘三郎さんのデュエット曲「愛の朝」「リンデンバウムの歌」の披露や、生前の勘三郎さんの密着取材をもとに貴重な映像を厳選・再構築して追ったドキュメンタリー映画『映画 中村勘三郎』(11月30日公開)のダイジェスト版が上映された。
会場にはそのほか、柄本明、笹野高史、伊藤英明、江川卓、青木功、永島敏行、野田秀樹が出席した。
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2013/10/27