世界約150ヶ国で年間約700万人、国内では年間230万人が受験している「TOEIC」。英語の実力を測る指標として、就職や転職活動の場では企業や学校などで広く採用されている。しかし、その一方ではビジネスシーンで使える英語力には直結しない…そんな意見を耳にした人もいるのでは? そこで、実際にビジネスの場面でどのように「TOEIC」のスコアが重視されているのか。TOEICは実践向きか否かを、改めてみていこう。 同テストでは実用的なビジネス英語力を測ることができるため、採用、昇格・昇進、海外出張、海外赴任の際などに、社員にTOEIC受験を義務づける日本の企業は増加傾向に。通常の英語資格試験と比べてリスニングの比率が高く、リーディングとのバランスがよく、クラス編成のための基準としてTOEICテストを利用している大学や高等学校もある。
2013/10/25