日本人女性DJとして『〜INMIX』、『〜JMIX』、『〜PARTY MIX』などのヒットシリーズを世に送り出してきたDJ KAORI。パーティーやドライブなど色々なライフスタイルに対応したノンストップ・ミックスで、“日本人DJ MIX”市場を構築することに貢献。ライトな音楽ファンも巻き込み、DJ MIXシーンをけん引しているDJ KAORIの人気の背景に迫る。
■70分間、リスナーを飽きさせない選曲
00年代前半から、日本人女性DJとして、日本国内だけでなく、海外でもマライア・キャリーといったアーティストや、音楽界以外ではマイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン等のスーパーセレブからパーティーDJのオファーを受けるなど、第一線で活動を続けるDJ KAORI。これまでDJ MIXアルバムは30作以上を発表しており、累積売上は200万枚を超える。
「カオリさんのCDは、05年発売の『DJ KAORI’S INMIX』以降、現在に至るまでほとんどセールスを落とすことなく推移している点に驚かされます」(ユニバーサルミュージック(UM社)ユニバーサルシグマ 制作本部 第1制作部 畑崎元幸氏)
例えば、05年発売の洋楽MIX『〜INMIX』は累積15.3万枚(8/26付)のロングセールスを記録。さらに07年発売の邦楽MIX『〜JMIX』も累積14.2万枚(8/26付)を売り上げるなど、ヒットを連発。両作はその後も人気シリーズとして定着し、5〜10万枚をコンスタントに売り上げている。
畑崎氏はDJKAORIの魅力として、パーティーDJとして、60分〜70分間、リスナーを飽きさせずにノンストップで盛り上げていく選曲や流れのつくりかたの上手さと、ヒット曲だけでない、多様な楽曲を盛り込みつつも、全体の印象は決してマニアックになり過ぎない、そのバランス感覚の良さを挙げる。
また、UM社USM ジャパンインターナショナル・カタログ部 松岡祐子氏も「20代前半〜30代前半の女性を中心に、グレー層へも訴求力があり、例えば洋楽を集めた作品『DJKAORI’S PARTY MIX』では、J-POPのヒット作と一緒に購入してくださるケースも見られます」と女性ファン層の厚さを強調する。
「性別や年齢層以外に、エリアで見ても広く訴求しています。実際、過去の作品ではタワーレコードの倉敷店さんが同チェーン内で、もっとも売り上げた例もあります。」(松岡氏)
■DJ KAORI関連作は店頭でもヒットシリーズとして定着
なお、松岡氏は近年のDJ MIXアルバムの人気の理由を「1曲ずつのフル視聴はiTunesなどのシャッフル機能でも可能です。一方で、ノンストップで楽曲が繋がっていくことで得られる高揚感はDJ MIXアルバムならではのもの。配信でも得られません」と説明する。
また、DJ KAORIは05年のリリース時から発売前後にTVスポットを積極的に打ち、さらに本人がバラエティ番組や情報番組など、音楽番組以外でもDJを披露する機会も多く、こうしたメディア露出もセールスを支えている。さらにアーティスト写真やジャケット写真などでのビジュアル展開が女性層に訴求している点もヒット要因に挙げられる。
今後は9月14日に『UNIVERSALSIGMA 10TH ANNIVERSARY SIGMA FES. 2013〜U-EXPRESSLIVE AUTUMN〜』への出演も控える。また、9月25日の『DJ KAORI’SPARTY MIX5』のほか、年内にも『〜JMIX』の最新作等を計画中という。
05年頃はCD店やメディアなどでもDJ MIXの認知は低かったという。
「ただ、現在はDJ KAORIの過去の作品だけでなく、使用した楽曲のオリジナル作品も併売していただくことも多く、大きく展開していただいています。こうした店頭の協力もあり、“DJKAORI ブランド”として定着していると感じます」(松岡氏)
10年以上にわたり、高いセールスを維持した結果、近年では新人プロモーションの場としても注目され、是非選曲して欲しいという声も届き始めているという。シーンをけん引してきたDJ KAORIには、選曲などの商品内容、DJ MIXのテクニック、経験に加え、ビジュアルも備わる。総合力で秀でた彼女の勢いはまだまだ続きそうだ。
(ORIGINAL CONFIDENCE 13年9月2日号掲載)
■70分間、リスナーを飽きさせない選曲
00年代前半から、日本人女性DJとして、日本国内だけでなく、海外でもマライア・キャリーといったアーティストや、音楽界以外ではマイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン等のスーパーセレブからパーティーDJのオファーを受けるなど、第一線で活動を続けるDJ KAORI。これまでDJ MIXアルバムは30作以上を発表しており、累積売上は200万枚を超える。
例えば、05年発売の洋楽MIX『〜INMIX』は累積15.3万枚(8/26付)のロングセールスを記録。さらに07年発売の邦楽MIX『〜JMIX』も累積14.2万枚(8/26付)を売り上げるなど、ヒットを連発。両作はその後も人気シリーズとして定着し、5〜10万枚をコンスタントに売り上げている。
畑崎氏はDJKAORIの魅力として、パーティーDJとして、60分〜70分間、リスナーを飽きさせずにノンストップで盛り上げていく選曲や流れのつくりかたの上手さと、ヒット曲だけでない、多様な楽曲を盛り込みつつも、全体の印象は決してマニアックになり過ぎない、そのバランス感覚の良さを挙げる。
また、UM社USM ジャパンインターナショナル・カタログ部 松岡祐子氏も「20代前半〜30代前半の女性を中心に、グレー層へも訴求力があり、例えば洋楽を集めた作品『DJKAORI’S PARTY MIX』では、J-POPのヒット作と一緒に購入してくださるケースも見られます」と女性ファン層の厚さを強調する。
「性別や年齢層以外に、エリアで見ても広く訴求しています。実際、過去の作品ではタワーレコードの倉敷店さんが同チェーン内で、もっとも売り上げた例もあります。」(松岡氏)
■DJ KAORI関連作は店頭でもヒットシリーズとして定着
なお、松岡氏は近年のDJ MIXアルバムの人気の理由を「1曲ずつのフル視聴はiTunesなどのシャッフル機能でも可能です。一方で、ノンストップで楽曲が繋がっていくことで得られる高揚感はDJ MIXアルバムならではのもの。配信でも得られません」と説明する。
また、DJ KAORIは05年のリリース時から発売前後にTVスポットを積極的に打ち、さらに本人がバラエティ番組や情報番組など、音楽番組以外でもDJを披露する機会も多く、こうしたメディア露出もセールスを支えている。さらにアーティスト写真やジャケット写真などでのビジュアル展開が女性層に訴求している点もヒット要因に挙げられる。
今後は9月14日に『UNIVERSALSIGMA 10TH ANNIVERSARY SIGMA FES. 2013〜U-EXPRESSLIVE AUTUMN〜』への出演も控える。また、9月25日の『DJ KAORI’SPARTY MIX5』のほか、年内にも『〜JMIX』の最新作等を計画中という。
05年頃はCD店やメディアなどでもDJ MIXの認知は低かったという。
「ただ、現在はDJ KAORIの過去の作品だけでなく、使用した楽曲のオリジナル作品も併売していただくことも多く、大きく展開していただいています。こうした店頭の協力もあり、“DJKAORI ブランド”として定着していると感じます」(松岡氏)
10年以上にわたり、高いセールスを維持した結果、近年では新人プロモーションの場としても注目され、是非選曲して欲しいという声も届き始めているという。シーンをけん引してきたDJ KAORIには、選曲などの商品内容、DJ MIXのテクニック、経験に加え、ビジュアルも備わる。総合力で秀でた彼女の勢いはまだまだ続きそうだ。
(ORIGINAL CONFIDENCE 13年9月2日号掲載)
2013/08/31



