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ジブリ『風立ちぬ』V2 夏休みアニメ映画がランキングを席巻

 興行通信社による7月27日・28日の週末『全国映画動員ランキングトップ10』は、スタジオジブリの宮崎駿監督最新作『風立ちぬ』が2週連続で1位を獲得した。土日2日間の成績は、動員60万8096人、興行収入8億1085万8400円をあげ、公開9日間で早くも累計動員220万人、累計興収28億円を突破した。

8位初登場『劇場版トリコ 美食神の超食宝』(7月27日公開)(C)島袋光年/2013「トリコ」製作委員会

8位初登場『劇場版トリコ 美食神の超食宝』(7月27日公開)(C)島袋光年/2013「トリコ」製作委員会

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 2位は、ディズニー/ピクサーの『モンスターズ・ユニバーシティ』で、公開4週目でありながら動員前週比84%の成績をあげ2位をキープ。累計動員350万人、累計興収46億円を突破した。3位は『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』(3週目)で、夏休みの鉄板アニメ映画が好調だ。

 8位には『劇場版トリコ 美食神の超食宝』が初登場。全国179スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員4万8720人、興収5536万1400円だった。『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載中の島袋光年氏による人気グルメバトル漫画のアニメ化作品で、テレビシリーズはフジテレビ系で放送中。初の単独映画化となった今作には、ゲスト声優として北大路欣也真矢みき、エンディング主題歌を担当している韓国出身の5人組バンド・FTISLANDのメンバーが参加している。

 7位に『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(4週目)、9位に『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』(4週目)が根強くランクインしている。

 実写映画では、第2次世界大戦後の日本で、再建への礎を築いたGHQ最高司令官のマッカーサー元帥が部下に命じた極秘調査の謎を解き明かしていく歴史サスペンス『終戦のエンペラー』が初登場4位、福山雅治主演のガリレオシリーズ『真夏の方程式』(5週目)が5位。6位『ワイルド・スピード EURO MISSION』、10位『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』だった。

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