NHK連続テレビ小説の次回作『ごちそうさん』（9月30日スタート）に主演する女優の杏と、NHK大河ドラマ『八重の桜』で神保修理役を好演した俳優・斎藤工が、同局の夏恒例大型歌謡番組『思い出のメロディー』の司会を務めることが4日、わかった。二人とも歌番組の司会に初挑戦する。

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　同番組は、視聴者からのリクエストを中心に、多くの人が歌い継いできた名曲を、心にしみるエピソードとともに届けるステージショー。1969（昭和44）年の番組開始以来、45回目を迎える今年のテーマは「テレビ60 年・夢をつむぐ歌 未来へ」。

　今年はテレビ放送開始60年の節目。テレビから聞こえてきた、これまで日本人を支え、励まし、心をふるわせてきた思い出の歌、未来へ伝えていきたい名曲の数々を、当時の出来事・ニュースとともに紹介。東京・渋谷のNHKホールから2時間半にわたって生放送する。

　斎藤は「歴史ある邦楽エンターテインメントを、今の若い方たちにも新鮮に伝え、一緒に愉しめたらうれしいです」とコメント。杏は「司会ははじめてなので、精一杯頑張りたいと思います。素晴らしい音楽が間近で聞けるので、聞き惚れて仕事を忘れてしまわないように気をつけます！」と意気込む。

　歌番組の司会初挑戦の二人を支えるのは、同局のベテラン石澤典夫アナウンサー。報道から教養・実用番組まで幅広いジャンルのアナウンス業務に携わってきた石澤アナだが『思い出のメロディー』は初司会というフレッシュな顔ぶれとなった。

　『思い出のメロディー』はNHK総合で8月10日放送（後7：30〜10：00※後8：50〜9：00中断ニュース）。