来月の福岡公演をもってAKB48から卒業する篠田麻里子（27）が10日、日本テレビ系『PON！』に電話で生出演。「実感ないんですけど、ファッションの仕事も好きだし『PON!』も好きだし、今やってる仕事を大事にしつつファッションの方を主にやっていきたい。モデル業も大好きだし、そっちメインで」と今後の活動に言及した。

　篠田は8日に行われた『第5回AKB48選抜総選挙』で5位にランクイン後、スピーチの途中で急きょ「私、篠田麻里子は、AKB48を卒業します」と涙の卒業宣言。「AKB48に悔いはありません。卒業はやっぱり地元でしたいなって思っていたので、急ではあるんですが、来月の福岡ドームで卒業させてください。ファンの皆さんは宝物です。本当にありがとうございました」と話していた。

　卒業自体は昨年の総選挙ぐらいから1年間考えていたといい「今年（卒業する）とは考えていなかったですけど、卒業するつもりで去年総選挙でスピーチしたのでいつでもいいかなーと思って。当日、総選挙でどういう順位になるか本当にわからなかったんですけど、みんな後輩たちが入ってきて新しいAKBになったと思ったので決めました」と経緯を明かした。

　秋元康総合プロデューサーには以前から卒業の意思を伝えてあり「卒業発表はいつでも大丈夫ですよ」と合意を得ていたという。発表後、秋元氏に「『ありがとうございました』と伝えたところ『かっこよかった』と言ってもらえたので良かった。『寂しくなるね』と言ってくれました」とやりとりを明かし、今後は「自分らしく生きていければいいなと思います」と明るく話していた。