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愛乙女★DOLL・都築かな生誕ライブ! ファンもメンバーもみんな「ひゅんひゅん」

 6人組アイドルユニット「愛乙女★DOLL」のメンバー・都築かなの18歳の誕生日を祝う『都築かなバースデーライブ』が27日、初台DOORSで開催された。

生誕ライブで花束を受け取る愛乙女★DOLLの都築かな(C)DeView

生誕ライブで花束を受け取る愛乙女★DOLLの都築かな(C)DeView

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 都築かなは、オーディション情報誌『月刊デ☆ビュー』が昨年7月、『アイドル横丁夏まつり!』内で行ったアイドルオーディション企画に合格。新木場STUDIO COASTのステージに立ち、現事務所にスカウトされて愛乙女★DOLL4期研究生として加入したメンバー。昨年12月30日のライブで、ハルナ、佐野友里子とともに正規メンバーへと昇格を果たした。

 この日は都築自身がデザインし、イラストを描いた、イメージカラーの水色の生誕Tシャツを着たファンでスシ詰め状態。「今日も“ひゅんひゅん”飛ばして行きましょう!」というカゲナレに続いて登場した都築は、中川翔子の『空色デイズ』を熱唱。自身もアニヲタを自認し、ファンからのリクエストも多かったこの曲を一曲めに選んだ。

 都築のニックネームは“かにゃん”だが、通称「ひゅんひゅん」とも呼ばれている。その呼び名は、ツイッター上で使用する顔文字の擬音、そしてショートカットに高めのひとつ結びという髪型に由来している。「ひゅんひゅんお誕生日おめでとー!」とステージに登場した5人のメンバーも、この日は全員ヘアスタイルが「ひゅんひゅん」。さらにファンの多くも髪型を真似ていて「ひゅんひゅん何人いんの?(笑)」とメンバーも驚くほど。

 この日は、都築らが正規メンバーに昇格し5人から6人体制となった愛乙女★DOLLの「6人フォーメーション」での楽曲も初披露された。これは都築が願ってやまなかったこと。特に思い入れの強い楽曲『GO!! MY WISH!!』については「『ゴーマイ』ってオーディションのときにやった曲なんですよ。これまでは、私とハルナが交代でステージに出ていたんですけど…泣きそうでした。“らぶどる”はじまりました!!」と感慨深げに語った。

 そして「初めて自分に作ってもらった衣装で、みんな『戦隊、戦隊』って言うけどお気に入りなんです」というキラキラでメタリックな衣装を選び、「あるアイドルグループの曲で一番好きな曲なんです。ホントはソロにしようと思ったんですけど、(らぶどるで以前カバーを)やってたって聞いて…」と、メンバー全員で℃-uteの『キャンパスライフ〜生まれてきてよかった〜』をパフォーマンス。アイドルヲタクでもある都築のセレクションにファンも大歓声で応えた。

 さらにソロコーナーではコアな選曲のメドレーを披露。“℃-ute『即抱きしめて』〜藤本美貴『ロマンティック浮かれモード』〜ノースリーブス『Bye Bye Bye』〜放課後ティータイム『U&I』”というコンボにはファンも興奮状態に。「ほとんどはファンの人からのリクエスト」と言うが、「『ロマンティック浮かれモード』だけは自分で歌いたいって決めました。みんなが(ヲタ芸の)“カナサマカナサマ(オシオキキボンヌ)…”ってやってくれました!!」と満足げ。

 ファンのツボを知り、ファンと一緒に楽しもうという気持ちが通じたのか、ライブハウスは独特の一体感が生まれていた。その光景を観ていたリーダーの愛迫みゆは感動のあまりフライング気味に号泣してしまい、「早いわ!」「意味がわかんない(笑)」とメンバーから総ツッコミを受けていたのはご愛嬌。そしてラストスパートでは、ファンの用意した青の風船が飛び交い、都築が以前からブログなどで呼びかけていた「楽しもう!」という言葉を実現した、賑やかなライブとなった。

 アンコールの“ひゅんひゅん”コールで再び一人で登場し、aikoの『キラキラ』を歌うと、全員が取り出したサイリウムによって、ほの青く光る夜の海のような幻想的な景色が表れた。「今日は私、泣かないですけど!」と強がっていた都築もさすがに目を潤ませる。そんな彼女にダメを押したのは、昨年12月30日に一緒に昇格した同じ4期生のハルナと佐野友里子からの手紙。

「12月30日、研究生から一緒に合格出来たね、かなちゃんはずっと前から思ってたことだから、すごくうれしかったんだよね。“一緒に合格できて嬉しかった”って言ってくれて、深く嬉しかったよ。こんどお家に遊びに行かせてね」(ハルナ)「ホントにかなは頑張り屋さんだなって思います、私より年下だけど、私よりしっかりしていて、自分らしさをすごく持っているかなは私にとって刺激をもらう存在です。かなとは食べ物の話ばっかりしているけど(笑)、これからはいろんな話をしようね、頼りないかもしれないけど悩んだ時はいつでも相談してね。らぶどるのみんなが味方です」(佐野)

 さらに先輩のメンバーからもメッセージが。「昇格したときに花束を渡したんですけど、すごく嬉しかったんだなって言うのが抱きしめたときに伝わってきて、努力したら絶対に報われるんだってことを私も感じることができました。これからもらぶどる6人で頑張っていこうね」(岩崎夢生)「かなはよく落ち込んだり深く考えるから心配な子で。どう支えたらいいか迷っていたんだけど、強い芯があって、かならしさがある子だから。それを存分に出して『ひゅんひゅんワールド』にみんなを連れ込んで、らぶどるの一員として私たちと一緒に進んでいってほしいなって思います。ホントにらぶどるに入ってきてくれて幸せです」(愛迫)、「かなはホントに気が遣えて出来た子なんですよ。でももうみんな仲良しなんだから気を遣わなくていいよ! これからも一緒に頑張っていこうね。かな大好き!!」(芦崎麻耶)

 メンバーからの愛のこもったこれらの言葉とハグに、「何でそうやって泣かそうとするんですかあ」というのが精いっぱい、タオルから顔があげられないほどに。しかしバースデーケーキとローソク消しのセレモニーのあとは、再び元気に飛び回る都築が復活。ファンと一緒に作り上げる「ひゅんひゅんワールド」に、最後までファンは沸きに沸いた。

 愛乙女★DOLLのニューシングル『ビターチョコ・バレンタイン』は2月5日発売。2月10日まで『ビターチョコ・バレンタイン』インストアイベントがHMV大宮ロフト(2月2・3日)、アキバ☆ソフマップ1号店(1月29日、2月4・5日)、新星堂サンシャインアルパ店(2月9日)、ラゾーナ川崎ナムコワンダーパークヒーローズベース(2月10日)で開催。4月13日に新宿BLAZEでワンマイライブが行われる。

関連写真

  • 生誕ライブで花束を受け取る愛乙女★DOLLの都築かな(C)DeView
  • 愛乙女★DOLLの正規メンバーとして迫力あるステージを魅せる(C)DeView
  • ステージ上でラインダンス。メンバー6人の結束は固い(C)DeView
  • ファンの用意したバースデーケーキと寄せ書きに思わずウルリ(C)DeView
  • イメージカラーの水色のサイリウムで、ライブハウスは幻想的な雰囲気に(C)DeView
  • メンバーからの思いのこもった手紙とメッセージで、泣かないと言っていた都築もついに(C)DeView
  • 都築かなを支えるメンバー。愛迫みゆ(右)と佐野友里子(左)(C)DeView
  • 想いを込めてファンに歌を届ける(C)DeView
  • 一本結びの髪がはねるさまから「ひゅんひゅん」の呼び名が(C)DeView
  • 青い風船が飛び回る会場(C)DeView

提供元:Deview

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