4人組ロックバンド・くるりが17日、東京・日本武道館で昨年11月に終了した全国ツアーの特別公演を行った。ボーカルの岸田繁は「男なら誰でも憧れる」という氷室京介の名せりふを借り、「ライブハウス武道館へようこそ!」とあいさつ。10月にメジャーデビュー15周年を迎えるくるりの集大成ともいえる全27曲、2時間45分におよぶ渾身の大熱演に、ファンはじっくりと聴き入り、魅了されていた。 ゲストミュージシャンに堀江博久、bobo、高田漣らを迎え、気の合った11人編成の大楽団は、厚みのある演奏で最新アルバム『坩堝の電圧』(昨年9月発売)収録曲をはじめ、「ロックンロール」「赤い電車」「WORLD’S END SUPERNOVA」など人気曲も続々と披露。通算5回目の武道館公演成功に向け「願掛けのように、いつも乗っていた都営新宿線に一人で乗ってきた」という岸田は、鉄道ファンらしく序盤から京浜急行の車掌アナウンスのものまねやうんちくも全開で、ファンを喜ばせた。

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  • 通算5回目の東京・日本武道館公演を行ったくるりのボーカル岸田繁
  • 11人の大編成で圧巻の演奏を披露
  • 2時間45分にわたって全27曲を熱演した
  • 『くるりワンマンライブツアー2012/13 特別公演 〜国民の成長が第一〜』公演より ボーカルの岸田繁
  • 『くるりワンマンライブツアー2012/13 特別公演 〜国民の成長が第一〜』公演より ベースの佐藤征史
  • 『くるりワンマンライブツアー2012/13 特別公演 〜国民の成長が第一〜』公演より ギターの吉田省念
  • 『くるりワンマンライブツアー2012/13 特別公演 〜国民の成長が第一〜』公演より トランペットのファンファン

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