16日に発表された『第148回芥川賞・直木賞(平成24年度下半期)』を受賞した黒田夏子氏、朝井リョウ氏、安部龍太郎氏の3人が同日、都内で行われた記者会見に出席し、喜びを語った。
『abさんご』で芥川賞を受賞した黒田氏は最年長75歳9ヶ月での受賞に「大変感謝しております。こういう年齢になって、若い方の邪魔をしてはいけないと思ったのですが…」と謙遜しつつも、「生きているうちに見つけて下さって、ありがとうございます」と感謝。
受賞作は、固有名詞、かぎかっこ、カタカナを一切使用しておらず、さらに全文横書きで仕上げた前衛的な作品だ。同氏は何十年も横書きで執筆しており、横書きにすることで文学的なイメージを振り払いたかったと自身のスタイルについて言及。「なかなか本になりにくいですが」と明かしつつ、過去に仕上げた原稿用紙700枚や1000枚にも及ぶ大作を世に出版したいと願望を口にした。
黒田氏とは対照的に、『何者』で戦後生まれとしては同賞史上最年少での受賞となった朝井氏は「デビューしたときから、『一瞬で忘れられる存在になるのでは』と思っていた」と不安があったことを明かし、「これからも小説を書くことにしがみついていける」と謙虚にコメント。現在会社員だが受賞後も専業作家にはならないとし、「会社員でもあり、作家でもある。どちらも本当の自分だと言えるよう頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。
2回目のノミネートで初受賞となった安部氏。「111回の候補から19年たっておりまして、候補の範ちゅうから外されたのかと思っていた」と、今作『等伯』での受賞に歓喜。18歳の頃に小説家を志したといい、「このような晴れやかな日が僕の人生の中にくるとは思っていなかった。非常にありがたい」と笑顔を見せた。
贈呈式は2月中旬に都内で行われる予定。

『abさんご』で芥川賞を受賞した黒田氏は最年長75歳9ヶ月での受賞に「大変感謝しております。こういう年齢になって、若い方の邪魔をしてはいけないと思ったのですが…」と謙遜しつつも、「生きているうちに見つけて下さって、ありがとうございます」と感謝。
黒田氏とは対照的に、『何者』で戦後生まれとしては同賞史上最年少での受賞となった朝井氏は「デビューしたときから、『一瞬で忘れられる存在になるのでは』と思っていた」と不安があったことを明かし、「これからも小説を書くことにしがみついていける」と謙虚にコメント。現在会社員だが受賞後も専業作家にはならないとし、「会社員でもあり、作家でもある。どちらも本当の自分だと言えるよう頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。
2回目のノミネートで初受賞となった安部氏。「111回の候補から19年たっておりまして、候補の範ちゅうから外されたのかと思っていた」と、今作『等伯』での受賞に歓喜。18歳の頃に小説家を志したといい、「このような晴れやかな日が僕の人生の中にくるとは思っていなかった。非常にありがたい」と笑顔を見せた。
贈呈式は2月中旬に都内で行われる予定。
2013/01/17