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「高原列車は行く」歌手・岡本敦郎さん、脳梗塞で死去

 昭和20年〜30年代にかけ、ラジオ歌謡の「朝はどこから」「白い花の咲く頃」や「高原列車は行く」の大ヒットで知られる歌手の岡本敦郎(おかもと・あつお、本名同じ)さんが昨年12月28日午後4時14分、脳梗塞(こうそく)のため、家族に看取られて都内の病院で亡くなっていたことが7日、わかった。88歳だった。

「高原列車は行く」の歌手・岡本敦郎さんが脳こうそくで死去

「高原列車は行く」の歌手・岡本敦郎さんが脳こうそくで死去

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 岡本さんは大正13(1924)年12月25日、北海道小樽市生まれ。昭和21(1946)年2月、戦後初のコロムビア専属新人歌手募集に応募し、同年5月に「ラジオ歌謡」第2号の「朝はどこから」を安西愛子とデュエットで歌い、レコードデビューを飾った。

 岡本さんの歌唱法は敗戦後の日本人に希望を与え、「白い花の咲く頃」「リラの花咲く頃」などがヒット。「白い花〜」は叙情歌の名作としていまなお歌い継がれている。大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』にも第2回〜7回、9回の7回出場した。

 「あこがれの郵便馬車」「花言葉の唄」、人気ラジオドラマから映画化された『君の名は』の主題歌「花のいのちは」を主演の岸恵子とデュエットするなどヒット曲多数。最後のテレビ出演は、昨年8月のテレビ東京『なつかしの昭和歌謡』だった。

 通夜・葬儀は昨年12月31日に親族のみで執り行われ、お別れ会の開催は未定。

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