お笑いタレントの有吉弘行が12日、都内のスタジオでハリウッド映画『テッド』の公開アフレコを行った。今作で声優に初挑戦した有吉は、タレントが映画の吹き替えをすることに批判的な意見も多いことを踏まえ「声優さんの仕事をとるとファンから苦情きちゃうから、(声優は)たまにでいい」と控えめ。初アフレコには「スタッフが細けぇなって、イライラしながらやってた。後半とかもうブチ切れそうだった」と長時間の収録にぼやきつつも「まぁ、素がでてたんじゃないですか」と笑顔をみせた。 同作は命が宿ったテディベアのテッドとさえない中年男ジョンの友情を描いたコメディ。有吉は、一時期“生きたテディベア”として人気者になったものの、今ではすっかり世間から忘れられた口の悪いテッドを演じる。有吉は「ハリウッド俳優の吹き替えやると、ファンから苦情きちゃうからファンのいないような役でよかった」と、“苦情”に怯えながらも安堵していた。
2012/12/12