女優の武井咲と俳優の松坂桃李が8日、都内で行われた映画『今日、恋をはじめます』（古澤健監督）完成披露舞台あいさつに登壇。二人は劇中の制服姿で手をつないで登場し、武井が「擬似恋愛みたいで、現場に行くのが楽しみでした」と振り返れば、松坂も「恋愛の原動力ってすごいものと実感した」と同調。公開まで残り1ヶ月とあって「今日から武井咲に恋していきます」（松坂）、「松坂桃李に、恋はじめます」（武井）とそれぞれ宣言するなど、“相思相愛”ぶりを強調した。

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　同作は漫画家・水波風南(みなみかなん)による同名コミックの実写化。勉強だけが取り柄の“昭和女”つばきを演じた武井は「胸キュンを皆さん一人ひとりにして欲しい」とアピール。松坂は「1度寝た女とはやらない」と、演じたドSキャラの超モテ男・京汰のセリフで黄色い歓声を浴びた。

　久しぶりに制服を着たという武井は「私は大丈夫。今年3月に（高校を）卒業した身ですから。しかし、おや？」と松坂に視線を送ると、松坂は「若干きつい感じがある。違う作品でパンプアップしたせいで、若干の締めつけ感がある」と苦笑した。

　同作に絡め、キスから始まる恋愛について質問されると武井は「実際、撮影してみるとなかなかいいもの。憧れみたいな1回は経験してみたいと思いましたね」とまんざらでもない様子。

　すでに2人は共演経験があることから、現場での息もピッタリだったようで、古澤監督も「カメラが回ってないとこでもイチャイチャしてて、本当のカップルみたいだった。キャッキャ遊んでて、嫉妬する」とため息混じりに明かし、「まさに理想のカップルができてて、仲のいい雰囲気のまま演じてます」と作品の出来に手応えをにじませた。

　映画『今日、恋はじめます』は12月8日（土）より公開。