ピン芸人の村上ショージ（57）が30日、東京・上野警察署の一日署長に就任した。人生初の一日署長に村上は「これを着るとピシッとした気持ちになる」と制服にも満足げ。出演映画『カラスの親指』（11月23日公開）では詐欺師を演じており「実際に撮影で詐欺のシーンがありましたが、だます側もドキドキしている。だます側は命がけ。だまされる側も命がけで守らないと」と呼びかけた。

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　村上はこの日、署長として上野駅で詐欺撲滅キャンペーンのティッシュ配りや「詐欺に気を付けて！」と通行人へ呼びかけ。「詐欺師っていうのは巧妙に人の気持ちに入ってくる。見分けるのは難しいから自分自身がしっかり気を引き締めないと」と詐欺撲滅を訴えた。

　現職の詐欺担当刑事とのトークでは、以前、競馬場で3万円をだまされそうになった経験を告白。刑事から「署長（村上）のように人の良い方がだまされやすい。あと署長の顔かな」と指摘されると「顔は関係ないでしょう！」と反論していた。