俳優の伊藤英明（37）、映画監督の三池崇史氏（52）らが23日、都内で映画『悪の教典』トークショーを行った。お酒を片手にフランクなスタイルでトークを繰り広げた伊藤は、グラスビール3杯を飲み干すと、まさかのゲップ3連発。ほろ酔い状態もあって終始口滑らかで「ちょっと酔って、悪ふざけみたいな」と茶目っ気たっぷりに語り、「カッコつけずに酒飲んで、みんなと時間を共有したかった。だからゲップしてみた」と笑顔で明かした。

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　三池監督、共演の浅香航大（20）、KENTA（20）を交え、ビールを口に運んでいた伊藤は「あがり症なので、（イベント前から）すでに2杯くらい引っ掛けてます！」と冒頭から上機嫌。浅香が話している最中、わざとマイクを通してゲップを響かせる“暴走”ぶりも見せ、集まった160人の観客を楽しませた。さらに伊藤は「お酒の失敗の定義って何？ 人に迷惑かけない奴っている？　いないでしょ。じゃあ、いいじゃん！」と持論を交えながら笑い飛ばしていた。

　そんな伊藤を、三池監督は「ナイーブな男」と紹介。伊藤が主演した三池作品『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』がベネチア映画祭に招待された際に、緊張を紛らわすために酒を飲み続けた結果、泥酔したエピソードを暴露。伊藤も「夜12時の上映で、昼から酒を飲み続けた結果、レッドカーペットを5往復した」と振り返っていた。

　絶大な信頼を受けていた高校教師・蓮実（伊藤）が、担任するクラスの生徒全員を大殺りくする姿を描く衝撃作『悪の教典』は11月10日（土）より公開。