WOWOWが、日本未公開作品を全国の単館系劇場で無料上映するイベント『旅するW座』を実施する。映画専門チャンネル「WOWOWシネマ」で放送中の番組『W座からの招待状』からの派生企画として実現した今回の試みは、デジタル化の設備投資を行うことができない、苦境に陥る地方の単館系映画館を応援するのが目的。今回は、2011年度のカンヌ国際映画祭のクロージング作品『愛のあしあと』(クリストフ・オノレ監督、仏映画)を同局での放送に先駆けて先行無料上映する。
『W座からの招待状』は放送作家・小山薫堂氏とイラストレーター・安西水丸氏が名作映画の深い楽しみ方を提案する番組。有料衛星放送局がテレビを飛び出し、地方の映画館で出張興行を行うのは“異例”の試みで、放送に先駆けての無料上映は、今どき物好きな企画だ。
背景には、長らく叫ばれている“洋画不況”のなか、世界三大映画祭の一つ、カンヌのクロージング作品であっても、日本での興行の見通しが悪ければ劇場公開されないケースが増えている現実がある。
同局では劇場未公開作品のお披露目となるジャパンプレミア枠を設けて、海外の良質な作品を紹介してきた。「本来、映画なので劇場で上映する機会を作れれば。それもフィルムで」(同局)という映画好きらしい発想から生まれた企画でもある。
敢えて、地方の単館系劇場で無料上映するのも、経営が厳しくデジタル化が進まないながらも頑張っている個性的な劇場に注目してもらう狙いがある。今回は大阪・梅田から淀川を超えたネオン街にたたずむ第七藝術劇場(11月9日・16日)や募金を集めて閉館した『尾道松竹』を復活させた広島のシネマ尾道(11月30日・12月7日)、七ツ梅酒造跡地を改築して作った埼玉・深谷シネマ(12月14日・21日)、福岡・小倉の裏通りにひっそりと構える小倉昭和館(来年1 月11日・18日)での上映を予定している。
『愛のあしあと』は、フランスの名女優カトリーヌ・ドヌーヴ主演、1960 年代から現代へ、パリ、プラハ、ロンドンをめぐる母と娘の愛の物語を、往年の仏映画へオマージュ満載で描く。WOWOWでは劇場上映後の2013年に放送予定。
『W座からの招待状』は放送作家・小山薫堂氏とイラストレーター・安西水丸氏が名作映画の深い楽しみ方を提案する番組。有料衛星放送局がテレビを飛び出し、地方の映画館で出張興行を行うのは“異例”の試みで、放送に先駆けての無料上映は、今どき物好きな企画だ。
同局では劇場未公開作品のお披露目となるジャパンプレミア枠を設けて、海外の良質な作品を紹介してきた。「本来、映画なので劇場で上映する機会を作れれば。それもフィルムで」(同局)という映画好きらしい発想から生まれた企画でもある。
敢えて、地方の単館系劇場で無料上映するのも、経営が厳しくデジタル化が進まないながらも頑張っている個性的な劇場に注目してもらう狙いがある。今回は大阪・梅田から淀川を超えたネオン街にたたずむ第七藝術劇場(11月9日・16日)や募金を集めて閉館した『尾道松竹』を復活させた広島のシネマ尾道(11月30日・12月7日)、七ツ梅酒造跡地を改築して作った埼玉・深谷シネマ(12月14日・21日)、福岡・小倉の裏通りにひっそりと構える小倉昭和館(来年1 月11日・18日)での上映を予定している。
『愛のあしあと』は、フランスの名女優カトリーヌ・ドヌーヴ主演、1960 年代から現代へ、パリ、プラハ、ロンドンをめぐる母と娘の愛の物語を、往年の仏映画へオマージュ満載で描く。WOWOWでは劇場上映後の2013年に放送予定。
2012/10/18