お笑いコンビ・ペナルティのワッキー（40）が全長250キロの『サハラ砂漠マラソン』に挑戦することになり4日、都内で会見を開いた。40歳の節目にさまざまなことを考え、「モヤモヤしていた」気持ちを払しょくしようと出場を決意。なでしこジャパンや五輪での日本人選手の活躍に後押しされ、「お笑い以外で勇気、感動、元気を与えることができたらって常日頃から思っていた」とアスリートの顔を見せた。

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　同マラソンは、食料や衣類、寝袋を自身のバックパックに詰め、エジプトのサハラ砂漠を7日間かけてひたすら走り続けるもので、2010年のTIME誌『世界の過酷レース・トップ10』にも選ばれている。過去に大先輩の間寛平が走破しているものの「誰かに勝つってのは意識していない。とにかく完走することしか考えてない」と語った。

　レースは11月27日からで、ワッキーは愛息子の誕生日という10月25日に日本を発つ。「精神的な限界でリタイアはしないです」と固い決意を見せ、ゴール時は「ベタだけど家族に迎えてほしい」と明かした。