ロンドン五輪・体操個人総合金メダリストの内村航平選手ら、KONAMI所属の日本代表4選手が23日、都内の本社前で『KONAMI競技部 ロンドンオリンピック日本代表選手報告会』を行った。先日のメダリストによる凱旋パレードには全国各地から50万人が集まったが、この日も約5000人のファンらが集結。内村選手は「体操は人気がなかったけどロンドン五輪で知ってもらえ、今日もこうしてたくさんの方に来ていただいたので人気が出たのかたなと。国内の試合や“凱旋ツアー”にもぜひ来て下さい」と、嬉しそうに笑顔で語った。

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　内村選手のほか、体操男子団体銀メダリストの山室光史選手、田中佑典選手、競泳男子400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得した藤井拓郎選手も出席した同イベントでは、大歓声に包まれるなかKONAMI本社からイベント会場まで引かれたレッドカーペットを選手が行進。大勢のファンに驚きながらも、4選手は「みなさんの声援のお陰でメダルを取ることができました」と笑顔をのぞかせた。

　未来の金メダルを夢見るコナミスポーツクラブの子どもたちも駆けつけ、選手たちに手作りの金メダルを贈呈。嬉しそうな表情で金メダルを首にかけた選手たちは、4年後のブラジル・リオ五輪に向け「出場できるよう精一杯頑張っていきます」（藤井選手）、「団体で金メダルが欲しいので、来年世界選手権もあるので経験を積んでいきたい」（田中選手）、「今回途中で怪我をしてしまい苦い思い出になった。応援してくれたみなさんにもいい演技で恩返しをしたい」（山室選手）、「リオを目標に、一つひとつの試合を頑張っていきたいです」（内村選手）と宣言した。

　4選手が獲得した計6個のメダルは東京・ミッドタウン「キャノピー・スクエア」で展示することが決定。8月24日から26日の3日間にわたって公開される。