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八代亜紀がジャズに本格挑戦 デビュー42年目で“原点”回帰

 演歌歌手の八代亜紀(61)が11日、都内のスタジオで初の本格ジャズアルバム『夜のアルバム』(10月10日発売)の公開レコーディングを行った。デビュー42年目のジャズ本格挑戦に「団塊の世代の方が青春時代に聴いていたジャズ・スタンダードをもう一度再現します。あの当時を思い出していただけたら」と期待を込めた。

ジャズアルバムの公開レコーディングを行った八代亜紀

ジャズアルバムの公開レコーディングを行った八代亜紀

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 八代がジャズと出会ったのは小学5年生のとき。幼いころからハスキーボイスにコンプレックスを持っていたというが、同じ声質だった米ジャズ歌手ジュリー・ロンドンの歌声に勇気づけられ、歌手を志すようになったと明かす。

 15歳で上京し、銀座のナイトクラブでクラブシンガーとして歌い始めたころは、当時の「流行歌」だった海外のジャズスタンダードなどを歌い、歌手としての礎を築いた。そして、1971年に演歌歌手としてデビュー。「なみだ恋」「舟唄」「雨の慕情」といったヒットに恵まれた八代は、クラブシンガー時代の経験が「歌手としての原点」と振り返る。

 自身初の本格ジャズアルバムのプロデュースには、元ピチカート・ファイヴ小西康陽を迎えた。クラブシンガー時代に思いを馳せ、収録曲には「メロディを聴いた瞬間、涙が出てくるようなスタンダードを中心に入れたかった」という八代は、小西と相談しながら選曲。敬愛するジュリー・ロンドンのレパートリーとしても有名な「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「クライ・ミー・ア・リヴァー」のほか、歌謡曲「再会」「私は泣いています」などのカバーに挑戦する予定だ。

 アルバム発売に先駆け、今月27・28日に神奈川・葉山マリーナで行われる野外ジャズフェスティバル『真夏の夜のJAZZ in HAYAMA2012』の28日公演に出演する八代は「野外でのジャズフェスは初めて」と声を弾ませ「『舟唄』をジャズアレンジで歌って、若者にも聴いてほしい!」と意気込んだ。

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