歌手、女優、声優、ラジオパーソナリティとさまざまなフィールドで活躍する坂本真綾。昨年8月に結婚し、公私共に順調そのものに見える。ORICON STYLEのインタビューでも、仕事については「表現する喜びがあって、楽しくて仕方ない」と語り、結婚については「オンとオフの切り替えが自然にできるようになって、よかった。体にいいなって感じがします」と笑顔を輝かせた。
■30歳を節目にすごく楽になりました
――音楽以外の分野でも、舞台、声優、執筆、ラジオパーソナリティなど、多方面で活躍されていますが、それぞれどのようなスタンスで臨んでいるのですか?
【坂本真綾】私にとっては、表現するという意味ではどの分野の仕事でも垣根がない。意識的に切り替えることはなくて、陸上部の選手みたいな感じかしら? ハードル走にも、長距離走にも出場するみたいな感じ(笑)。種目は違うけど基本的に走るのが大好きって感じと似ている。表現する喜びがあって、楽しくて仕方ないから続いているんだと思います。
――仕事が楽しくて仕方ないのはなによりですね。
【坂本】若い時はいろいろなことにナーバスで、自分で自分のことがよくわかっていなくて、周囲の期待にプレッシャーを感じたり、そのギャップに悩んだり、いつもどこかで何か足りない、満たされない気持ちが強かった時期もありました。今は少し楽になってきたというか、たいていのことはまるっと受け入れられるようになりました。
――変わってきたのはいつ頃ですか?
【坂本】やはり、30歳を節目にすごく楽になりました。20代後半が一番しんどくて、もう若くもないんだけど、大人にもなりきれない、中途半端にモヤモヤっとしていたものが、30歳になったら吹っ切れた感じがするんですよね。
――多くの女性が共感すると思います。
【坂本】なんなんでしょうね、30歳って(笑)。数字的な節目といったらそれまでなんですが、20代に経験したいいことも悪いことも、すべて自分の血となり肉となって、今、発揮されているなって感じがします。
――昨年、結婚もされましたが、プライベートの変化による影響は?
【坂本】結婚した時も、30歳になった時と同じような開放感がありました。不思議ですね。すごく安心できる場所がひとつ増えて、そのことによって仕事をする上でもすごく力になってくれている。オンとオフの切り替えが自然にできるようになって、よかったですね。体にいいなって感じがしますね。
■日本語を綺麗に話すことを心がけました
――坂本さんが吹き替えで参加しているフランスのミッシェル・オスロ監督の影絵アニメーション『夜のとばりの物語』が公開中ですが、オスロ監督の作品をどう思いましたか?
【坂本】想像していた以上に色鮮やかでインパクトの強い作品でした。シルエットだけなのに、見終わった後、すべての表情の変化を観てきたような気がしました。人物の動きも細やかで、影絵に対する概念がガラリと変わりましたね。自分で想像力を働かせて、見えないものまで観ていたんだな、と。観客一人ひとりが想像力をプラスして観ることで、はじめて完成する作品。すごく面白いと思いました。
――吹き替えをするにあたっては?
【坂本】どの場面を切り取っても絵画のような芸術的な作品なので、映像を存分に味わっていただくためにも、音声がそれを邪魔しないように、耳にすっと入っていくように、日本語を綺麗に話すことを心がけました。フランス語の原音もとても素敵だったので、オリジナルの雰囲気を大事に伝えたいと思いました。
――公私共に順調で、さらなる活躍を期待しています。
【坂本】日常生活、経験する出来事すべてが、歌やお芝居に生かせる面白い職業だなって、思います。新たな人や作品と出会うたびに、いつも新鮮な驚きがある。未知の人や作品と一つでも多く出会って、これからもいっぱい驚いて、表現していきたいですね。
⇒⇒ 坂本真綾のファンクラブ情報
■30歳を節目にすごく楽になりました
――音楽以外の分野でも、舞台、声優、執筆、ラジオパーソナリティなど、多方面で活躍されていますが、それぞれどのようなスタンスで臨んでいるのですか?
【坂本真綾】私にとっては、表現するという意味ではどの分野の仕事でも垣根がない。意識的に切り替えることはなくて、陸上部の選手みたいな感じかしら? ハードル走にも、長距離走にも出場するみたいな感じ(笑)。種目は違うけど基本的に走るのが大好きって感じと似ている。表現する喜びがあって、楽しくて仕方ないから続いているんだと思います。
――仕事が楽しくて仕方ないのはなによりですね。
【坂本】若い時はいろいろなことにナーバスで、自分で自分のことがよくわかっていなくて、周囲の期待にプレッシャーを感じたり、そのギャップに悩んだり、いつもどこかで何か足りない、満たされない気持ちが強かった時期もありました。今は少し楽になってきたというか、たいていのことはまるっと受け入れられるようになりました。
――変わってきたのはいつ頃ですか?
【坂本】やはり、30歳を節目にすごく楽になりました。20代後半が一番しんどくて、もう若くもないんだけど、大人にもなりきれない、中途半端にモヤモヤっとしていたものが、30歳になったら吹っ切れた感じがするんですよね。
――多くの女性が共感すると思います。
【坂本】なんなんでしょうね、30歳って(笑)。数字的な節目といったらそれまでなんですが、20代に経験したいいことも悪いことも、すべて自分の血となり肉となって、今、発揮されているなって感じがします。
――昨年、結婚もされましたが、プライベートの変化による影響は?
【坂本】結婚した時も、30歳になった時と同じような開放感がありました。不思議ですね。すごく安心できる場所がひとつ増えて、そのことによって仕事をする上でもすごく力になってくれている。オンとオフの切り替えが自然にできるようになって、よかったですね。体にいいなって感じがしますね。
■日本語を綺麗に話すことを心がけました
――坂本さんが吹き替えで参加しているフランスのミッシェル・オスロ監督の影絵アニメーション『夜のとばりの物語』が公開中ですが、オスロ監督の作品をどう思いましたか?
【坂本】想像していた以上に色鮮やかでインパクトの強い作品でした。シルエットだけなのに、見終わった後、すべての表情の変化を観てきたような気がしました。人物の動きも細やかで、影絵に対する概念がガラリと変わりましたね。自分で想像力を働かせて、見えないものまで観ていたんだな、と。観客一人ひとりが想像力をプラスして観ることで、はじめて完成する作品。すごく面白いと思いました。
――吹き替えをするにあたっては?
【坂本】どの場面を切り取っても絵画のような芸術的な作品なので、映像を存分に味わっていただくためにも、音声がそれを邪魔しないように、耳にすっと入っていくように、日本語を綺麗に話すことを心がけました。フランス語の原音もとても素敵だったので、オリジナルの雰囲気を大事に伝えたいと思いました。
――公私共に順調で、さらなる活躍を期待しています。
【坂本】日常生活、経験する出来事すべてが、歌やお芝居に生かせる面白い職業だなって、思います。新たな人や作品と出会うたびに、いつも新鮮な驚きがある。未知の人や作品と一つでも多く出会って、これからもいっぱい驚いて、表現していきたいですね。
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2012/07/07