トヨタグループのトヨタ車体は2日、1人乗りの超小型EV(電気自動車)『コムス』について会見を行い、同日から発売を開始したと発表。会見ではセブン-イレブンの宅配サービスの配達車に同車を導入することも併せて発表され、8月上旬から順次導入を開始するという。同車の価格は66万8000円〜79万8000円で、最大7万円となる補助金制度の利用が可能。年間目標販売台数は3000台で、全国のトヨタ販売店2701店舗にて取扱いする。 国土交通省が規制緩和の方針を固めている1〜2人乗りの超小型車は環境性能にも優れており、高齢者や個人向けの新たな“足”としての普及が期待されている。現在、超小型車の開発を行っているのは、トヨタ車体、日産自動車、ダイハツ工業、ホンダ、スズキの5社。その中でもトヨタ車体の同車が一足早く市場に投入されることとなった。
2012/07/02