「若者のクルマ離れ」と言われる昨今。日産自動車は28日、クルマに関心が少ない人にも興味をもってもらうためのソーシャルメディアを活用した新プロジェクト『にっちゃん』の発表記者会見を都内で行った。同プロジェクトはFacebookを使い、ユーザーが気軽に意見交換ができる“場所”とコンテンツを提供する取り組み。編集長には放送作家の鈴木おさむ、アシスタント兼レポーターは高見侑里が就任し、きょうから本格的に始動した。 同プロジェクトでは、投稿者のアイデアを“日産”にちなみ2万3000円で購入するほか、“男がクルマを買うとモテるのか”を実際に検証するもの、過去の名車倉庫に潜入し、貴重な名車の写真を投稿するなど、自動車メーカーの“固いイメージ”を払拭する企画を展開する予定。また“日産・センター試験”と題し、日産社員に抜き打ちで車の知識を問うテストを実施するなど、企業とユーザーが一緒に楽しめるようなコンテンツを準備しているという。
2012/06/28