フジテレビの毎年恒例の夏イベント『お台場合衆国2012』の制作発表会が7日、東京・お台場の同局内で行われた。今年のテーマソングが発表され、シンガー・ソングライターの桑田佳祐が書き下ろした新曲「MASARU」の出来立てほやほやのワンコーラスがお披露目された。イベント開催に先駆け、7月7日（土）には桑田のライブも予定されている。

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　同局がお台場に移転して15年の節目となる今年のテーマは「新時代NEXT！」。7月14日（土）〜9月2日（日）の51日間、開催される。イメージキャラクターには、同局の人気バラエティ番組『ピカルの定理』のレギュラー陣を起用。ピースの綾部祐二は「13年前、僕ら（ピース）と平成ノブシコブシは、当時の『お台場どっと混む！』のブースで客の呼び込みをしていた。それが、いまやイメージキャラクターなんて」と感慨深げに話し、「天狗の鼻がいっそう伸びる思いを抑えて頑張りたい。光栄なことなので一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

　合衆国内の『ピカルの定理』エリアでは、ロンドン五輪にちなんでビッグ・ベンをイメージした「ピカルの時計台」が設置され、「又吉からの挑戦状　フリーキックでゴールしちゃうゲーム」などが楽しめる。渡辺直美は「夏には恋人を作って恋人と行きたい。今のところ（恋人は）いないんですけど、恋をいっぱいして男性と行きたい」と話していた。

　『お台場合衆国』として開催された2009年には425万人、2010年には408万人、2011年には419万人を動員。今年は初めての試みとして、期間中の7月の平日に限り入場料を100円引きにして、東京スカイツリーなどの観光名所に対抗する。「毎日、有名人に会える」にこだわり、人気番組の公開収録や中継、イベントなども多数開催。また、昨年に引き続き、野外エリアの100％自家発電や震災被災地の復興支援を目的とした『みちのく合衆国』も実施する。