ロンドン五輪男子マラソンでカンボジア代表としての出場が消滅したピン芸人・猫ひろし(34)が12日、都内で会見し、「本当に残念に思っております」と無念の表情で今後の進路や心境を明かした。今後も“カンボジア代表”として「マラソンを中心とした活動をカンボジアでやって、代表としてスポーツの発展に貢献していきたい」と意気込み、現在も伸び続けるタイムに期待を込め「4年後のリオ五輪にも、チャンスがあるならチャレンジしたい」と新たな目標を掲げた。 一度は五輪への切符を手にした猫だが、今年に入り国際陸上競技連盟(IAAF)が新規定を設置。国籍取得後1年が経過していない場合は「連続した1年の居住実績」か「国際陸連理事会による特例承認」が必要になったため、猫の五輪への道は途絶えた。
2012/05/12