タレントのスザンヌが9日、東京・浅草公会堂で行われた作曲家で歌手の平尾昌晃らがプロデュースする東京スカイツリー開業記念前夜祭『歌で繋ごう“ありがとう”を浅草から』に出演した。もともと歌手志望のスザンヌは故郷・福岡で過ごした高校時代に平尾のミュージックスクールに通っており、「先生の生徒としてテレビに出たりしていたんですけど、こういう路線にいっちゃいました」と苦笑い。2人は今回が初共演となり、成長した生徒の姿に平尾も「あの頃も短いスカートを履いてステージ映えしてましたよ」と爆笑した。

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　同イベントは、日本の大衆文化の中心地で世界的な観光地でもある浅草が東京スカイツリーの開業で活気づく今、改めて昭和歌謡曲などのエンターテインメントを発信していく街として盛り上げたいという想いから開催。7日〜10日まで日替わりでジェロ、加藤茶、ミッキー・カーチス、尾藤イサオ、ミッツ・マングローブといった歌手やタレントが出演する。

　この日は布施明が作・演出を手掛け、平尾と小柳ルミ子が出演するミニミュージカルのほか、コンサートでは平尾、布施、小柳、スザンヌらが懐かしの昭和歌謡曲を披露。平尾から「百恵とか明菜とか昔の昭和の曲が好きで詳しい」と紹介されたスザンヌは「素晴らしい先輩方とステージに立てるなんて夢みたい」と微笑んでいた。