琵琶湖に本格的な観光シーズンの到来をつげる『第57回びわ湖開き』が10日、滋賀県大津市で行なわれ、NHK連続テレビ小説の出演者が務める恒例の1日船長の任命式に『カーネーション』にヒロイン・小原糸子の二女・小原直子役で出演中の女優・川崎亜沙美（27）が出席した。

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　川崎は大阪・岸和田出身だが、「近畿の水がめ」と言われるびわ湖を訪れるのは今回が初めて。湖上の安全と東日本大震災からの復興への願いを込め、「春の扉を開く」とされる「黄金の鍵」を湖に投げ入れた川崎は、「いけーっ、いけいけーっ！と言う感じで、もう何でも吹き飛ばして勢いをつけていくしかないという気持ちで投下させていただきました」と話していた。

　昨年は東日本大震災の影響で中止となったが、今年は県内に避難している被災者らも招待され、福島県知事からのメッセージも紹介された。川崎は「生きていく上で水は大切だということを改めて思ったのと、福島県知事のメッセージで『地元で結婚して、子どもを生んで、一生そこでずっと居りたい気持ちがあるのに居られへん』という、その気持ちというのは、私もすごくよくわかるんです。自分の地元ももっと大切にしていかなあかんなと感じました」と有意義に語っていた。