元モーニング娘。の高橋愛（25）が2日、都内で舞台『ラ・パティスリー』公開舞台けいこ前に報道陣の取材に応じた。就活を経てフランス洋菓子店に務める新米パティシエを演じる高橋は、役作りのため茶髪から黒髪に変えたことを明かし「いつも茶色がよく似合うと言われているので、鏡とか見ると違和感あります」と苦笑い。舞台を通して初体験した“就活”を「味わったことがなかったので緊張したけど、オーディションと一緒かなと思いました」と語った。

【写真】その他の写真を見る

　同作は、とあるフランス洋菓子店を舞台に、新米洋菓子職人・森沢夏織（高橋）や記憶喪失のパティシエ・市川恭也（井上正大）らが繰り広げられるラブコメディ。実年齢と同じ25歳の女性を演じる高橋は「自分とかけ離れた役ではなかったので、等身大で演じられます」とニッコリ。一方で、初のストレートプレイの舞台に挑戦することに「普段よく噛む方なので、セリフが多いぶん苦労しています」と明かし、「パティシエに憧れてもらえるよう、頑張ります」と気合いを入れた。

　髪色以外にも、役作りのためケーキ作りについて研究したという高橋は「ちょうどけいこがバレンタインデーと重なったので、一人で作ってみたけど、スムーズにできました」と満足げ。主演の井上正大は「芝居でも練習でもたくさんスイーツを食べた。これからケーキを嫌いにならないようにしないと」と笑いを誘っていた。

　けいこにはほかに村井良大らが参加。アトリエ・ダンカンプロデュース『ラ・パティスリー』は3日〜11日まで東京・池袋サンシャイン劇場にて上演。東京公演終了後には地方公演も行われる。

⇒舞台『ラ・パティスリー』チケット発売情報