シンガー・ソングライターの谷村新司石井竜也が7日、東日本大震災の震災遺児を支援する企画「風の子守歌プロジェクト」を発足させ、都内で記者会見を開いた。同企画は、2人が共作した楽曲「風の子守歌 〜明日の君へ〜」(2月8日発売)をドネーションソング(音楽の購入代金を非営利団体等に寄付するシステム)として発売。作家およびアーティスト印税を「毎日希望奨学金」に寄付する。谷村は「皆さんが1人でもこのことを伝えてくださると、また何か新しい素敵なことが起こっていくんじゃないかなと思います。応援してください」と呼びかけた。 同曲は、母方の実家が福島で自身も北茨城出身である石井が、震災直後に放送された某音楽番組収録後に「こんな体験をした子供たちが将来日本に住めなくなるかもしれない、僕たちは一体何ができるのか?」と谷村に胸の内を明かしたところ、「こういう時だからこそ僕ら歌い手は、いい曲を作っていい歌を歌わなきゃいけないんだよ」と背中を押したことをきっかけに制作。谷村が作詞を、石井が作曲を手がけた。

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  • 「風の子守歌プロジェクト」記者会見に出席した谷村新司と石井竜也 (C)ORICON DD inc.
  • 「風の子守歌プロジェクト」記者会見の模様(左から、谷村新司、毎日新聞社長・朝比奈豊さん、石巻専修大学に通う勝又友章さん、石井竜也) (C)ORICON DD inc.
  • 「風の子守歌 〜明日の君へ〜」を熱唱する谷村新司と石井竜也 (C)ORICON DD inc.

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