俳優の岡本健一が27日、都内で行われたカルト・ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』のプレスコール後に取材に応じた。報道陣から以前に女優・米倉涼子と車中デートしたことを問われた岡本は、「誰から聞いたの？」ととぼけ、その後も「いろんな人種、性別、年齢、人間も宇宙も含めた究極の愛を描いてます。皆さんと共有したいですね」と、はぐらかしながら作品をアピールした。

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　1973年に英ロンドンで初演され、映画版も製作された同作が、11年ぶりに日本で上演する。嵐の夜、車のパンクで困り果てた一組のカップルが助けを求めて訪ねる荒野に建つ古い城が物語の舞台。不気味な執事・リフラフ（岡本）や使用人、黒いガーター＆ストッキング姿の城の主、フランク・フルター（古田新太）が完成させた人造人間らが、城内で大騒動を巻き起こす。

　以前から同作のような作品に出演したかったという古田は、今回のフランク役に「普通これだけやっていると飽きるけど、楽しくてぜんぜん飽きない」と笑顔。自身も刺激的な役衣装で横浜、福岡、大阪と各地での公演をまわって「コスプレのお客さんも多い。体づくりはぜんぜんせず、飲んでます」と苦笑し、ROLLYは「こういうファッションは小さい頃から憧れていたので、水を得た魚のように楽しんでます」と充実感をのぞかせていた。

　カルト・ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』は東京・池袋のサンシャイン劇場にて2月12日（日）まで上演。

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