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黒夢の復活後初武道館公演にホリケン参上! 共作初披露で1万人魅了

 ロックバンド・黒夢が13日、復活後初めて東京・日本武道館でライブを行い、お笑いトリオ・ネプチューン堀内健がサプライズで登場した。ホリケンが司会を務めるバラエティ番組にボーカルの清春が出演したことをきっかけに今回のゲスト出演が実現。ホリケンのために清春が作曲した楽曲「黒夢がやってきた」が初披露され、ホリケンは「武道館最高! お客さんが温かくて最高、感動しましたよ。黒夢最高!」と興奮気味に語り、1万人の黒夢ファンを沸かせた。

復活後初の日本武道館ライブを行った黒夢・清春(右)とサプライズ出演したネプチューン・堀内健(左)

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 異色のコラボが黒夢のライブステージで誕生した。バラエティ番組『TOKYO ヒットガール』(日本テレビ系)で司会のホリケンからオリジナルの歌詞がプレゼントされた清春が、曲を書いて生まれた「黒夢がやってきた」。清春いわく「僕の中の黒夢を簡単に壊したけど、意外と楽しめるし、ホリケンをイメージした」ロックナンバーで、“さらさら血液、さらさら(ヘアーの)人時”など、ホリケンの遊び心が入った渾身作だ。清春は「これ、レコーディングしましょうよ」とCD化および配信にノリノリで、ホリケンとともに熱唱した。

 黒夢にとって武道館は、2009年の解散ライブ時に「やる気がなかった」と公言していた“因縁”の地。ただ、この日のメンバーのモチベーションは高かった。ベースの人時は重低音を響かせてファンを釘付けにし、時折シャウトでファンをあおる攻撃的なスタイルをみせた清春は「個人的には、3年前よりも超しっかり演奏してる。3年間でいろいろあるなと。お互い、人間的に成長したなと思って、気持ちいいっす」と、うっすら笑みを浮かべた。

 場内が揺れるほどの爆発音で開演の狼煙を上げた今回のライブ。13年ぶりに発売したアルバム『Headache and Dub Reel Inch』を引っさげ、代表曲「Like @ Angel」や「BEAMS」など全26曲を演奏した。アンコール2曲目の「少年」では、親交深いミュージシャンの雅-MIYAVI-がギタリストとして登場し、クライマックスに進むにつれて会場の熱は増していった。

 アンコール終盤のMCでは清春が、同日深夜1時に都内近郊でライブを開催することを急遽発表した。黒夢は今年3月に初のアジアツアー『THE ASIA SHOWCASE Vol.1』を控え、今春には清春20枚目のソロシングル(タイトル未定)が発売される。

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