今年新成人となったAKB48の前田敦子、柏木由紀、高橋みなみ、板野友美らが9日、東京・千代田区の神田明神で成人式を行い、艶やかな振り袖姿をお披露目した。AKBグループの1991年組は過去最高の20人。高橋は「ハタチが20（ハタチ）いる！ 時の流れを感じる」としみじみ語り「晴れて大人の女性になった。2012年ももっともっと飛躍できるように」と、レコード大賞獲得などAKB旋風で沸いた昨年以上の活躍を誓った。

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　今年は前田、柏木、高橋、板野をはじめ、大家志津香、河西智美、北原里英、小林香菜、鈴木まりや、高城亜樹、仲川遥香、仲谷明香、野中美郷、増田有華、米沢瑠美、姉妹グループのSKE48からは須田亜香里、高柳明音、平松可奈子、松井玲奈、桑原みずき（式は仕事のため欠席）の計20人が、晴れて大人の仲間入りを果たした。

　それぞれ個性的な振り袖をまとい、大人っぽい表情を浮かべて喜ぶなか、高橋は「みんなからすごい七五三って言われる」としょんぼり。同世代から茶化されつつも「めちゃくちゃ似合ってると思うのに、千歳飴って言われるので、もっと大人の女性に見られたい」と声を張った。

　昨年の選抜総選挙で3位にジャンプアップして注目を集めた柏木は「AKBのメンバーと成人式に出られて嬉しい。ハタチになったので、周りに気配りできる大人になりたい」。SKEのエース・松井も「ハタチの自覚を持たなきゃと改めて感じた。去年はたくさんのことに挑戦して、AKBさんと一緒にレコード大賞にも出場したので、SKEとしても良くしていきたい」と気を引き締めた。

　この日のメンバーは午前3時過ぎから着付けなどの準備に入り、7時頃に神社に到着。会場には早朝にも関らず80社200名以上のマスコミが駆けつけ、熱狂的なファンも彼女たちの晴れ舞台を見守った。