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多部未華子、自分とは違う!?初挑戦の時代劇で演じた可憐で清楚な女性

 映画『源氏物語 千年の謎』(12月10日公開)で、本格的な時代劇への初挑戦になった多部未華子。日本文学史上もっとも有名なラブストーリーで、光源氏の正妻・葵の上を演じた多部は、その役を自身にも重ね合わせながら作品への想いを語る。

光源氏の正妻・葵の上を演じた多部未華子 (C)2011「源氏物語 千年の謎」製作委員会

光源氏の正妻・葵の上を演じた多部未華子 (C)2011「源氏物語 千年の謎」製作委員会

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 数多くの女性を惹きつけ、愛してしまう光源氏。それゆえに周りにはさまざまな問題がもちあがる。そんな物語に多部は、「最初は(光源氏は)なんでこんなに女遊びが激しいんだろうと思っていたんです(笑)。次から次へと女性を渡り歩く男性の話を、どうしてこんなに美しく描くんだろうと謎だった」と率直に感想を語る。しかし、完成した映画を観てから理解したことは「(義理の)母親・藤壺への想いとか、寂しさとか、そういう光源氏の気持ちが理解できました。源氏の悲しさが出ている映画。時代は違っても人は変わらないというか、人間らしさや人間の欲望が描かれていると思います」と、その奥にあるテーマを語る。

 そして、初挑戦となった本格時代劇については「十二単を着ることができたのも貴重な体験でした。初めての作品が、十二単で、長い髪で、しかも(紫式部が紡ぎ出す)物語のなかの登場人物であることも嬉しかったです。太秦での撮影も初めてで、とてもいい刺激を受けました。時代劇は今後も挑戦していきたいです」と早くも次作への意気込をみせた。

 一方、今回演じた葵の上は、淑やかで可憐で清楚な女性だったが、実際の多部自身はどんな女の子か聞いてみると、「わがままですね(笑)。あと行動的。これがしたい!ここに行きたい!これが食べたい!これが欲しい!と思ったらすぐに実行しちゃうんです」と告白してくれた。

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